東北放送

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東北放送株式会社
Tohoku Broadcasting Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
略称 TBC
本社所在地 日本の旗 日本 980-8668
仙台市太白区八木山香澄町26-1
電話番号
設立 1951年昭和26年)12月10日
(仙台放送株式会社)
業種 情報・通信業
事業内容 ラジオ・テレビ放送とこれに付帯する事業及びイベント企画、映像制作販売
代表者 一力敦彦(代表取締役社長)2010年4月1日就任(一力一夫の次男)
資本金 7億5,000万円
売上高 連結:94億3,663万7千円
単独:91億7,861万4千円
(2008年3月期)
総資産 連結:112億6,995万8千円
単独:109億9,538万4千円
(2008年3月31日現在)
従業員数 連結:212人 単独:172人
(2008年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 (株)河北新報社 10.00%
(有)明窓社 7.46%
(株)河北仙販 5.12%
主要子会社 東北映画制作(株) 70.0%
(株)ティー・ビー・シー・ビジョン 87.5%
関係する人物
外部リンク http://www.tbc-sendai.co.jp
特記事項:TBS系列では北海道放送南日本放送(鹿児島県)と同じくアナログ放送親局・地上波デジタル放送のリモコンキーIDはともに「1」を使う。

テンプレート:日本のラテ兼営局

東北放送株式会社(とうほくほうそう、Tohoku Broadcasting Co., Ltd.)は、宮城県放送対象地域として中波放送AM放送)とテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者である。 略称はTBC。本局のコールサインは中波JOIR、テレビJOIR-DTV。

概要[編集]

テレビはJNNTBS系列[1]データ放送を実施しており、番組表サービス「Gガイド」を配信している。

河北新報とつながりが深い(2008年(平成20年)11月1日現在、15.76%出資の大株主)[2]ニュース名称は「河北新報ニュース」。

夜間における緊急事態発生に備え、局アナ1人と制作技術報道部門のスタッフ数人が局に毎日交替で泊まり込む「宿直勤務制度」を実施している(時間は17:30 - 翌朝9:30)(週末の宿直勤務担当は下記を参照)。

マスコットキャラクターはニューニュー2001年(平成13年)に設立50周年を記念に採用された。

ラジオはJRNNRNクロスネット

緊急警報放送の送出設備を持っており、毎月第2月曜日の14:59:00~14:59:50まで、定期的に試験放送を放送している。
時報CMは長らくスジャータが提供してきたが、2013年1月1日午前5時よりサークルケイサンクスの提供となった(契約期間は1年間)。[3] [4]
AMステレオ放送は今日まで実施していない。2011年(平成23年)5月より開始したradikoによるサイマル配信「radiko.jp復興支援プロジェクト」ではステレオ配信を行っている。

2004年(平成16年)4月より、TBCが制作している各ラジオ番組のメールアドレスは「番組名+@1260.jp」に切り替えられた。

例年、TBC夏まつりを開催している。

新聞ラテ欄における局名表記[編集]

宮城県内で購読されている新聞のラテ欄での表記は、かつては「東北放送」(テレビ・ラジオ共通)もしくは「東北放送テレビ」が多かったが、1997年(平成9年)頃から全ての新聞において(全国紙地方紙を問わず)略称を使用した「TBCテレビ」と「TBCラジオ」に統一された。[5]

なお、宮城県以外の隣県地方紙での掲載は以下のとおり。

  • 岩手県
岩手日報 - TBCのTV番組表は在仙、在青民放各局同様1/3サイズ。ラジオは非掲載。
岩手日日新聞 - TBCのTV番組表は在仙民放各局同様ハーフサイズ、ラジオ番組はDate fmともども岩手県内のラジオ局と同サイズ。
※この他、東海新報でも2011年3月11日までTBCのTV番組表は在仙民放各局、BS各局同様1/3サイズで掲載されていた(ラジオは非掲載)。
  • 福島県
福島民報福島民友ともTBCのTV番組表は在仙、在京各局同様極小サイズでそれぞれ掲載している。ラジオはともに非掲載。

主要株主[編集]

[6]

名称 所有株式数
1 河北新報社 15,000株
2 明窓社[7] 11,200株
3 河北仙販[7] 7,680株
4 七十七銀行 7,500株
4 東北電力 7,500株
6 河北アドセンター[7] 6,045株
7 東北放送文化事業団 4,286株
8 河北折込センター[7] 4,080株
9 三越 3,900株
10 宮城県 3,750株
  • 資本金7億5000万円
  • 発行済株式総数15万株
  • 期末株主数 423

本社所在地・支局・関連企業[編集]

  • 本社・演奏所 - 宮城県仙台市太白区八木山香澄町26-1
    専用郵便番号は〒980-8668(郵便事業仙台支店私書箱1号 太白区内は郵便番号が「982」で始まる郵便事業新仙台支店の管轄であるが、東北放送の場合は地理的に市内中心部に近く郵便物の輸送距離が短縮できる同支店に私書箱を置いている。ちなみに八木山香澄町の郵便番号は〒982-0831)。目の前にあるバス停仙台市営バス宮城交通)の名称はかつては「東北放送会館前」であったが、現在は「TBC本社前」となっている(理由は不明)。
  • 分室 - 仙台市青葉区国分町3丁目1-1 第一生命ビル
    第一生命ビル通称:黒ビル。仙台市中心部にあり、市役所の前にあるためとてもわかりやすい。営業関係の部署はこちらにある。
  • 東京支社 - 東京都中央区銀座5丁目15-1 南海東京ビルディングNTT東銀座ビル[8]
  • 大阪支社 - 大阪府大阪市北区梅田1丁目3-1 大阪駅前ビル7F
  • 気仙沼支局 - 宮城県気仙沼市太田1丁目3-10[9]
  • 報道部石巻支局 - 宮城県石巻市日和が丘4丁目1-26 サンライズマンション日和が丘301号室[10]
  • 報道部古川駐在株式会社ユニテック) - 宮城県大崎市古川旭2丁目2-32 ラ・ムール91[11]

関連企業[編集]

  • TBCビジョン
  • 河北TBCカルチャーセンター
  • 東北映画制作
  • 河北ランド
  • TBCハウジングステーション
  • TBCハウジング ザ・モール仙台長町サイド
  • 河北TBC利府ハウジングギャラリー

独自編成[編集]

テレビ・ラジオいずれも、東北地方の系列局とは一線を画した独自の番組編成が特徴である。これは局の体質とされる。『2000年のテレビジョン』(角川書店。かつて「ザテレビジョン」で連載されたものの単行本化)では当時の幹部が、BSが影響力を持つようになった時にキー局べったりの局と独立志向の局とに分かれるだろうという見解に触れ「うちは独立でしょうね」と述べていることからもそれが伺える。

テレビ[編集]

民間放送局では東北地方で最も早く開局した老舗であるが、ブロックネット番組の制作は少なく、最後発の東日本放送テレビ朝日系)が東北地方新潟県を含む)において、多くのブロックネット番組を制作しているものとは特に対照的である。子供向け科学番組『ふしぎのトビラ』(2006年3月25日より月1回放送)で久々にブロックネット番組を開始した[12]

深夜のフィラーTBSニュースバードではなく、情報カメラの映像(仙台駅前の映像を使用することが多い)と最新の天気概況・宮城県のアメダスデータを流している。また、フィラー音楽のタイトル(アルバム名)は公式サイトで公開されている(「歌う天気予報」)。[15]

ラジオ[編集]

ラジオは24時間放送(月曜日1:00-5:00(日曜25:00-29:00)の間はメンテナンスタイム[16]ではあるが「試験電波」と称し音楽を流している。それらの楽曲は「TBC Radio 深夜の音楽タイトル」として掲載され、過去4週間分をさかのぼることができる[17][18])。
試験放送は毎時59分30秒頃に曲が途中でfade outとなり、「こちらはTBCラジオです。周波数1260kHz、出力20kWで仙台から試験電波をお送りしています。」のアナウンスと正時を知らせる時報「ポーン」を挟んで次のブロックに入る。

ラジオで放送される『河北新報ニュース』では、TBCテレビで放送されたJNN記者リポートの音声を編集して流すことがある。

NRN加盟局でありながら『ニュース・パレード』(文化放送制作)を放送していない。[19]

平日の夜の時間帯は伝統として自社制作番組が多く、東北地方では長期に渡り唯一22~24時台に放送されている在京キー局制作の生ワイド番組をネットしていなかった。そのため、自社制作の番組があまりに出来が悪ければ、前述の番組をネットを強く希望するリスナーも多くいた。

1970年代 - 1980年代には、日曜深夜の自社制作番組『ジャンボリクエスト AMO(エイエムオー)』が人気を集め、全国各地からリクエスト葉書が寄せられた。また1980年代 - 1990年代には、在京キー局の放送を他の時間帯に放送していること、自社制作で著名人をDJとした番組(『石川優子夢色気流』など)があったこと、周波数がニッポン放送に近いことなどから、宮城県およびその周辺地域といった本来の放送対象地域に居住していない、東北地方以外の越境聴取者もいた。

また、アニラジの黎明期には、ファンからの「東北にはアニラジがありません。声優のコンサートも、東京から札幌にツアーがとんでしまう。クリアーな声でマミ姉の声を聴きたいんです」という声に推された小森まなみが自ら企画書を起こし、1994年に「小森まなみのPop'n!パジャマ」として結実。仙台(TBCホール)をはじめ、当時同番組のネットを組んでいた山形県などで番組のイベントを開くなど大きな動きを見せ、2011年、彼女の勇退まで実に16年余りに亘って続投した。

東北ブロックネットは『お元気ですか』(東北6県と新潟県、計7県の放送局:7局ネット、2005年(平成17年)5月27日終了)以来しばらく制作されていなかったが、2008年(平成20年)4月から『宮川賢のまつぼっくり小国』がTBCローカルから昇格する形でブロックネット化された(2011年9月にラジオ福島が番組を打ち切った為に東北6県ネットは解消された)。

ラジオのキャッチコピーは『ともだちラジオTBC』。それ以前は『イチオシラジオTBC』、『LoveでいこうTBC』、『てっぺん感度TBC』が使われていた。

ラジオの聴取率[編集]

宮城県内にある競合局は少ないが(Date FMNHKのみ)、TBCラジオは宮城県内ラジオ局の中で全放送時間帯トップの聴取率を維持している(2010年(平成22年)6月期調査でもTBCが在仙ラジオ単独首位)。

ライバル局Date FMは局サイトにおいて、TBCラジオと同じ調査のデータからメインターゲットである12才~49才男女の層を抽出することで「18期連続首位」(2008年(平成20年)12月現在)と謳っている。

レイティング期間になると「TBCラジオウィーク」と題し、各番組から様々な豪華プレゼントが用意される。

テレビのサービスエリア外視聴[編集]

福島県[編集]

福島県浜通り夜ノ森以北(相馬市など)は、福島県庁の在る福島県中通り北部(福島市など)よりも、常磐線を通じた宮城県南部(亘理町仙台市など)との交流が深く、なおかつテレビユー福島(TUF)開局以前にTBS系だった福島テレビはTBSとフジテレビとのクロスネットであったため、福島市のテレビ局で見られない番組をTBCで見ていたものと思われる。テレビ・ラジオでもこの地域の視聴者・聴取者による投書が時折見られる。

福島県の某地方紙の読者投稿欄に、以前に相馬市の方が「1chの○○というドラマ(TBS制作のもの[23])を見て云々」という投書が堂々とあったので、相馬付近ではTUFよりもTBCを見る世帯も多く存在する。また、終了した県政クイズ番組「クイズみやぎ東西南北」の高校生大会に県立相馬女子高校(現・相馬東高校)チームが出場していたこともあった。

2005年(平成17年)12月から始まったテレビのデジタル放送でも、相馬市付近はサービスエリアに入っている。つまり、同地区はデジタル放送でもTUFとTBCの両方のエリアとなっている。ただし、現在は新地町火力発電所が存在するため、地区によっては映りが悪かったり、ノイズが入ったりすることもある。

伊達郡の一部でも受信報告がある。

山形県[編集]

テレビユー山形開局以前は山形県内にTBS系の民放がなかったため、村山地方置賜地方の一部では、専用アンテナを八木山(仙台本局送信所所在地)に向けて、TBCテレビを見ている世帯が多かった(ただしこれらは基本的には世帯単位で、ケーブルテレビなどの集団受信はほとんど見られなかった)。ただし、置賜地方では山形放送眺山中継局が1ch(垂直偏波)を使用しており、混信することもあった。

岩手県[編集]

大船渡市では気仙沼局要出典陸前高田市では唐桑大沢局唐桑早馬局一関市では仙台本局をそれぞれ受信する世帯が多い。岩手県中南部(北上市から一関市、また盛岡市の一部)でも受信報告がある。

盛岡以北では紫波新山本局の電波を受信するアンテナでアナログ1chのTBCテレビ放送を受信可。ただし、新山送信所圏の場合、VHFアンテナは全帯域1-12ch用のみならず高帯域4-12ch用を使用している世帯もあり、TBCテレビの視聴は前者を使用している世帯のみ可。またアナログTV音声チューナー内蔵のFMラジオの場合、外部(全帯域用VHF)アンテナからの同軸ケーブルをFM外部アンテナ端子に接続すると、アナログ1chのTBCテレビ音声が良好に聴取可能(ポータブル受信機本体に付いているロッドアンテナでは受信不可)。

1985年(昭和60年)頃、「テレパル」の受信改善に関する連載で、KHBが受信できない岩手県の世帯に改善チームが訪れた際、機能不全だったブースターを交換し受信できるようになったついでに、アンテナをオールバンドのものに取替え、TBCも映るようにしている。そのときのレポートによると、この地域では同系列のIBCテレビ(6ch)が映るため、ローバンド(1-3ch)はハナから無視されていたという。

花巻温泉花巻市湯本)では、岩手県の放送局に加えて宮城県のテレビ放送を以前から高性能アンテナで受信し、客室のテレビへ再送信している。以前は仙台放送(12ch)も受信していたが、地元の岩手めんこいテレビが開局したため現在は受信をしていない。なおこの再送信は現行のアナログTV放送が終了する2011年(平成23年)7月24日を以って廃止(停波)となる可能性が高かったが東日本大震災が同年3月11日発生し、中継局にも被害を受けた為、2012年(平成24年)3月31日まで、アナログテレビ放送を継続した。そして、3月31日午後0時(正午)アナログテレビ放送終了。 再送信しているTBCテレビを客室で見ると、日によっては地元のIBCテレビより映りが良い時がある。また以前には、TBCテレビを受信しているにもかかわらず、東京のNHK総合テレビ(1ch)が映ったり、仙台放送(12ch)受信時にも東京の12chのテレビ東京が映った例が有る。

ケーブルテレビによる区域外再放送[編集]

ケーブルテレビによる区域外再放送は現在行われていない。かつては、以下の局で実施されていた。

ニューメディア山形県米沢市
2006年(平成18年)11月に地上デジタル放送混信対策として中止。だが、受信点(天元台高原)において仙台本局の電波を受信していたので、実際には地上デジタルによる混信が発生していなかった(むしろ、山形放送眺山中継局の混信がひどかった)。実際には、ケーブルテレビ局側の都合による区域外再放送中止とも考えられる。
一関ケーブルネットワーク岩手県一関市) 
1996年(平成8年)10月に岩手朝日テレビの開局で中止。ただし、この地域は仙台本局を直接受信できる世帯もある。

送信施設概要[編集]

仙台送信所概要[編集]

太白区茂ヶ崎の大年寺山公園南に置局されている(NHK仙台放送局東日本放送と共同)。

仙台デジタル放送送信所
コールサイン リモコンキーID 物理チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
JOIR-DTV 1 19ch 3kW 22kW 宮城県 約70万1千世帯

地上アナログテレビ放送[編集]

2012年(平成24年)3月31日停波

ファイル:東北放送鉄塔.JPG
本社敷地内にある地上アナログテレビジョン放送の送信所(2008年8月13日撮影)

当放送局本社敷地内には地上アナログテレビジョン放送の送信所が置かれていた。

仙台アナログ放送送信所
コールサイン チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
JOIR-TV 1ch[24] 映像10kW/
音声2.5kW
映像78kW/
音声19.5kW
宮城県 不明
  • この送信所の鉄塔には、「トリシャイン」という愛称が付けられていた時期がある。
  • なお、当チャンネル受信のために、大年寺山(NHKおよび仙台放送)向けVHFアンテナのほかに、当送信所向けにVHFまたはFMアンテナを設置している建物がある。
  • 自社の中継用設備などが設置されているので、2012年(平成24年)3月31日の地上アナログテレビジョン放送終了後も活用される見通し。また、ソフトバンクモバイル第三世代携帯電話用の基地局も、鉄塔の中段に設置されている。
  • 旧アナログテレビ放送の送信施設は、V-Lowマルチメディア放送実験協議会の実験試験局として利用される。
免許人 識別信号 周波数 空中線電力 ERP
宮城V-Lowマルチメディア放送実験協議会[25] みやぎせんだいぶいろうじっけん 91.857142MHz
アナログテレビ1ch相当
1kW 不明

AMラジオ放送[編集]

ファイル:TBC Radio Arai transmitting station.JPG
東北放送荒井ラジオ送信所

ラジオ送信所は現在、仙台市若林区荒井字瀬戸川北15-2にあるが、以前は本社のアナログテレビ送信所と共用していた時期があったり、黒川郡富谷町に設置していた時期もある。

仙台ラジオ送信所
コールサイン 周波数 出力 放送対象地域 放送区域内世帯数
JOIR 1260kHz 20kW 宮城県 約86万5千世帯
  • ラジオのサービスエリアは宮城県全域、福島県、山形県、岩手県の一部に広がり、区域内世帯数は約183万世帯に及ぶ。メディアプロフィール
  • 東北自動車道では、福島市、一関市あたりまでなら、出力が大きいため、デジタルチューニング(PLL)(※いわゆるオートスキャン)機能の付いたカーステレオであれば、1260kHzで止まる。
  • 仙台本局は夜間は北海道から西日本(鹿児島市でも聴取可能)まで電波が届いており、受信は十分可能である。但し、周波数がニッポン放送(1242kHz)やHBCラジオ帯広放送局と江差放送局・四国放送(1269kHz)、RKBラジオ(1278kHz)、HBCラジオ札幌本局(1287kHz)と近いため、場所によっては混信が激しく聞き取りにくいことがある。また西日本の場合、外国の放送と混信することがある。また、カーラジオでは、茨城県の海側で受信されることがある。
  • AMステレオ放送は実施していない。但し2011年(平成23年)5月より開始したradikoによるサイマル配信「radiko.jp復興支援プロジェクト」ではステレオ配信を行っている。[26]
  • なお、ラジオ放送の周波数は国際電気通信連合協定で1978年(昭和53年)11月23日の放送開始時[27]から10kHz単位から9kHz単位に変更することになった。しかしTBCの1260kHzは10でも9でも割り切れる数字であったので変更されなかった[28]
  • 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)によって、津波停電の被害を受けたことなどから、放送がたびたび中断していた。12日早朝までは本来の出力20kWで放送していたが、送信所の自家発電燃料が切れ、非常用アンテナを稼働した。但し、100W[29]と出力が弱いため聴取範囲が限られた。その対応として、3月15日よりUSTREAMで再配信を開始した。その後同日の12時50分にラジオ放送は20kWで放送出来るようになった。[30]3月16日13時からはニコニコ動画ニコニコ生放送)でも再配信を開始した(ストリーミングによる配信は3月21日まで)。

中継局一覧[編集]

テレビ(地上デジタル放送)
ラジオ
  • 気仙沼 801kHz 100W JOIO(現在は一中継局であるが、過去には気仙沼市長選開票速報など独自の放送もあった)[31]
  • 鳴子 1557kHz 100W(過去にはJOIEを用いていた)
  • 志津川 1215kHz 100W
テレビ(地上アナログ放送)
※ 東日本大震災の影響で、岩手県・宮城県・福島県のアナログ放送終了延期に伴い、2012年(平成24年)3月31日まで継続されていた。

  • ※ 東鳴子局は開局当初は鳴子局と同じ9chで送信していた(他の在仙VHF局も鳴子局と同一chだった。1987年(昭和62年)12月23日移設に伴い、UHF帯に変更)。
廃止されたテレビ中継局(地上アナログ放送)

トンネル内ラジオ再送信サービス実施箇所[編集]

地元局のIBCラジオ(盛岡親局684kHz)と共に親局1260kHzを再送信。

沿革[編集]

  • 1950年(昭和25年)6月1日 - 民間放送開設申請中の河北放送・東北放送・仙台市営放送の三者が合同、申請の一本化を決定
  • 1951年(昭和26年)
  • 1月15日 - 社名をラジオ仙台と決定
  • 1月17日 - ラジオ仙台、仙台市への放送局開設を申請
  • 4月21日 - ラジオ仙台に予備免許交付(呼出符号JOIR)
  • 7月19日 - 呼出名称「らじおせんだい」指定
  • 11月30日 - 創立総会開催、社名を仙台放送株式会社に決定
  • 12月10日 - 仙台放送株式会社設立(現在の仙台放送とは無関係)、通称はラジオ仙台
  • 5月2日 - TBSラジオをキーステーションとしたラジオネットワーク、JRN(ジャパン・ラジオ・ネットワーク)が発足、加盟。
  • 5月3日 - ニッポン放送文化放送をキーステーションとしたラジオネットワーク、NRN(ナショナル・ラジオ・ネットワーク)が発足、加盟。
  • 2006年(平成18年)4月21日 - 地上デジタルテレビジョン放送のワンセグ開始
  • 2007年(平成19年)7月2日 - バーチャルスタジオの機能を持つ情報センター稼働開始
  • 2010年(平成22年)7月4日 - 地上アナログテレビジョン放送の画面を強制レターボックス化(4:3SD画面時はCM時を除き左右にも黒帯が入る額縁画面)。
  • 2011年(平成23年)
  • 3月11日 - 東日本大震災発生。内陸部の太白区八木山にある本社屋も大きな被害を受けた。一部フロアは激しく破壊され、怪我をした社員が外へ運び出される様子も全国向けの報道特番で放送された。放送設備への影響も深刻で、停電でラジオ放送が一時停波する事態にも追い込まれたが、キー局のTBSからガソリン等の緊急支援を受け、何とか放送再開にこぎつけた。
  • 12月5日 - TBCラジオ「絆スタジオ」の運用開始[32]
  • 2012年(平成24年)3月31日 - 東日本大震災発生により延期された地上アナログテレビジョン放送が終了。
  • 2013年(平成25年)3月18日 - 本社屋に導入・設置し始めた本格的な太陽光発電設備が稼働を開始する(出力:49kW、東北民放及び全国のTBS系列に於いては初)。[33]
  • 2014年(平成26年)4月1日 - 同社の組織改変により、アナウンス部が報道制作局からラジオ局へ移管。総務局人事部も企画人事部に改称となる。

テレビネットワークの移り変わり[編集]

放送開始まで[編集]

  • 東北放送以前の1947年(昭和22年)に、河北新報社が「北日本商業放送」という名前で免許申請を行ったが、この時は申請が受理されなかった。北海道・東北地方すべてを放送エリアとする計画であった(東北放送社史より)。
  • 1950年代前半に青森県にラジオ局を開局する計画があり、免許の申請・局舎の建設を行っていたことがある。その後、この動きに危機を感じた地元新聞社の東奥日報社が中心となってラジオ青森(現在の青森放送)の開局を進めたため、白紙となった。

社史・記念誌[編集]

  • 東北放送10年史(東北放送 編) 1962年5月発行、223ページ。
  • 東北放送20年史(東北放送 編) 1972年発行、229ページ。
  • 東北放送30年史(東北放送株式会社業務局調査部社史編纂連絡会議 編) 1982年5月発行、231ページ。
  • 東北放送この十年 開局四十周年(東北放送テレビ局調査部 編) 1992年12月発行、138ページ。
  • 東北放送の50年 1952-2002(東北放送社史編集委員会 編) 2002年9月発行、52ページ。

情報カメラ設置場所[編集]

その他、TBC本社屋上にも置かれていたことがあるほか、女川町にも情報カメラが設置されていたが、東北地方太平洋沖地震による津波で流出した。

放送番組[編集]

TBCで現在放送している番組や過去に放送していた番組に関しては、TBCテレビ・ラジオ番組一覧を参照。

地域ニュースの動画配信[編集]

宮城県内ニュースはかつて文字配信のみだったが、現在は動画配信も実施(但し1日1回、夕方放送分のみ)。

オープニング・クロージング[編集]

テレビ[編集]

TBCテレビのオープニング (OP)・クロージング (CL) の映像の変遷は以下の通り。

OP・CL共用の抽象的なアニメーション映像(オーケストラ演奏の伴奏付き)。放送終了時は、昔の社屋の写真を入れつつ放送終了予告テロップを出す。
その後に、1992年3月まで使われたロゴマーク、本社の送出鉄塔を大きく前へ出しつつ魚眼レンズで東北放送局舎の映像に、「JOIR-TV 東北放送テレビジョン 音声多重放送」(音声多重放送開始直後は「東北放送テレビジョン 音声多重放送実用化試験局」)のテロップ、コールサインの後に、中継局スクロールを出して終了。

ポイントは、「TBC」を大きく画面の真ん中へ映す。後に、「東北放送」の表記も大きく見やすく真ん中に表示、サービス名の次が、画面下にコールサインを出す。

  • 1986年頃 - 2001年頃(放送終了予告だけ青葉通りのぼやけた夜景に変更した。)
OP・CLとも仙台市街地・局社屋周辺の空撮映像(OPは日中、CLは夜間)。当初は、OP・CLともに仙台市街地の日中の空撮映像(局舎→丸光前から藤崎近辺にかけての青葉通り→広瀬川近辺→局舎遠景)を使用していたが、途中からCLは夜間の空撮映像に変更した。先ほどの件では、コールサインまで真ん中寄りに移した。
BGMは、モーツァルトの『ディヴェルティメントK136 ニ長調:第2楽章』。アナウンスは、当時アナウンサーであった福井弘文
ここまで「東北放送テレビジョン テレビジョン音声多重放送(あるいは「東北放送テレビジョン 音声多重放送」)のテロップ表示がある。
1992年4月に、ロゴマークが変更されているが、ロゴ部分を手直しし、一部映像シーンを修正しただけで、基本的に映像とアナウンスはそのまま使用。そのためか、映像には撮影当時営業していたエンドーチェーン仙台駅前店が映る。
OP・CLともに、仙台市街地・局舎社屋周辺の空撮映像(OPは日中、CLは夜間)を継続して使用。コールサインのテロップは、OPではゴシック体での表示であったが、CLでは引き続き以前と同じテロップを使用した(音声多重放送の部分をカット)。
ただし、OP/CL別々のオリジナル曲差し替えられ、アナウンスも女性アナウンサーに変わった。前述のとおり音声多重放送の部分がカットされたため、「TBC、JOIR-TV。」というアナウンスになった。
  • 2005年7月1日(地上デジタル放送 2005年12月1日)-
アナログ:キャラクター「ニューニュー」のアニメーション。
OP・CLは同じアニメーションだが、曲は異なる。また、最後の所がOPは「good morninng!(赤い文字)」の表示のあと、仙台市街・局社屋周辺の空撮映像とTBCのロゴが表示され、CLは「good night!(青い文字)」の表示のあとTBCのロゴと「以上で放送を終了します。」が表示される。
デジタル:OPは、宮城県内の四季の移り変わりと仙台市街・局社屋周辺の空撮映像(BGMはDEPAPEPESTART』)、CLは本局スタジオの映像と県内の四季の移り変わりを織り交ぜ、最後に夜の仙台市街・局社屋周辺の空撮映像が流される(BGMは、DEPAPEPE『星の数だけ願いは届く』)。
  • 2011年(平成23年)7月25日から
地上アナログテレビ放送の終了延期に伴い、映像を再制作。アナログ用とデジタル用のそれぞれのコールサインを併記してどちらも読み上げる方法を採っている(東日本放送も同様)。背景の映像は、宮城県内各所で撮影したものである。2010年(平成22年)7月5日から、アナログ放送もデジタル放送に準じたものを放送している。
正午の地上アナログテレビ放送終了に際して、「ありがとう!アナログ放送」と題した1分間のミニ特番があり、そこで東北放送の歩みと名番組を紹介。最後にニューニューを囲んでこの局のアナウンサー全員が手を振って挨拶するところで地上アナログテレビ放送の通常放送は終了となった。
日付かつ月が変わる前の24時前の放送終了時、カーペンターズイエスタデイ・ワンス・モア」をバックに、1959年の仙台本局の開局を皮切りとして、気仙沼(1962年)→鳴子(同年)→白石(1964年)→栗駒(1968年)→志津川(同年、これのみカラー)のそれぞれのテレビ中継局の先発6ヵ所の開局の模様を伝えたニュースフィルムを流し、最後に時代ごとの本局送信所の風景の写真を映し出しアナログテレビ中継局の一覧を字幕で表示し、最後に「東北放送のアナログテレビ放送は間もなく終了となります…。53年の長きに渡るご視聴ありがとうございました」という挨拶を入れて、最後に開局当初のID画面(「JOIR-TV、東北放送テレビ」と2回読み上げる。)→開局当日(1959年4月1日)の最初の映像であるモノクロテストパターン(声は出さず)を全面に映し出して停波

なお、いずれも仙台の本局の他、各中継局のチャンネル番号が延々と流れる。また、在京キー局の場合等と異なり、映像・音声の周波数・出力は放送された例がない。当時の映像は、1963年(昭和38年)当時の放送会館であって、冒頭のみ(外観~スタジオ内部~主調整室)だけ、後書は、昔の写真素材をスクリーンセーバーで公開(1959年~1970年~1987年~1992年~2000年代)。序に、現在の本社の空撮全景を出しつつテロップごと女子アナの一言で締める。

現在の基本放送開始時間は日~金曜は4時55分、土曜は4時30分である。

ラジオ[編集]

TBCラジオのオープニング (OP)・クロージング (CL) の変遷は以下の通り。

現在のオープニングは毎週月曜早朝4時前に、クロージングが毎週月曜未明(日曜深夜)に放送されているが、実際には、CLとOPの間に試験放送としてフィラー音楽を放送している(ただし、不定期に停波することもある)。毎正時前に局名告知時報(正報音のみ)のため音楽がフェードアウトする。2010年(平成22年)11月よりフィラーの曲目リストを公式ウェブサイトで公表している。

1970年代-90年代前半については、東北放送ラジオのOP・CLでは、「TBCの歌」[注 1]が流れていた。当初は佐良直美の歌が放送され、後にインストルメンタルになった。

その後CLでは本局・各中継局コールサインや周波数、出力のアナウンスの後に鉄琴とピアノによる音楽(米山正夫作曲のオリジナル)が開局以来58年間流されてきたが、2010年(平成22年)5月より別の音楽に変更されている。

アナウンサー[編集]

(カッコ内の年度は入社年度)

男性
女性

ストライキ[編集]

  • 年1回程度、アナウンサーが揃って担当のレギュラー生番組の出演を休むことがある。これは公にはなっていないが、原因は労使交渉がまとまらず、労働組合がストライキを行使したためと見られる。
  • 最近では2010年(平成22年)3月11日に実施し、レギュラーのアナウンサーに代わって管理職であるアナウンサーに予告無し(理由も言わず)に変更になった。

元TBCアナウンサー[編集]

異動したアナウンサー[編集]

男性

女性
現在、他部署に異動している元アナウンサーはいない。

退社したアナウンサー[編集]

男性

女性

アナウンサー以外の主な社員[編集]

退職したアナウンサー以外の主な社員[編集]

宿直勤務担当アナウンサー[編集]

宿直勤務は従来局アナが担当していたが、2005年(平成17年)4月より原則としてフリーの女子アナウンサーが1年契約を結びニュースを担当している。2005年(平成17年)の東北楽天ゴールデンイーグルス誕生に伴い(特にスポーツ担当アナウンサーが週末に実況担当する関係で)宿直できるアナウンサーが不足の状態になったことや夜間の局アナウンサーの1人体制での負荷軽減のための処置と思われる。

2013年(平成25年)現在の担当者は次の通りである。

  • 佐藤真貴(水曜夕方から木曜朝)2011年3月より担当
  • エフエムたいはくでもパーソナリティを務める。
  • 2013年3月までは水曜夕方から木曜朝までを担当。2013年4月から2013年6月までは月曜夕方から火曜朝まで担当。
  • 山口祥未(木曜夕方から金曜朝、火曜夕方から水曜朝も担当することがある)2011年4月 - 10月、2012年3月より担当
  • KHB『ナマイキテレビ』のリポーターやベガルタ仙台スタジアムDJも担当していた。
  • 長田洋子(土曜夕方から日曜朝)2006年4月より担当
  • 塩竈BAY WAVEcFM)パーソナリティ、TBCラジオ「楽天気分・ジョイサンデー」(2007年4月 - 9月、日曜13:00-17:00)のサブパーソナリティをしていた。現在はおはようワイド Goodモーニングの水曜パーソナリティ。
  • 2006年4月 - 2008年9月までは金曜夕方から土曜朝まで担当、2008年10月 - 2013年6月までは日曜夕方から月曜朝まで担当。

過去の担当者[編集]

  • 現在はDate-fmの「MORNING GLORY」を担当。
  • 2006年4月 - 2007年3月は日曜夕方から月曜朝までを担当、2005年4月 - 2006年3月は土曜夕方から日曜朝までを担当。
  • 沼田麻貴(2005年4月 - 2006年3月/金曜夕方から土曜朝までを担当)
  • 元NHK地域契約リポーター。1999年に北見放送局制作契約スタッフ、2002年に仙台放送局契約リポーター。
  • 斉藤光子(2006年4月 - 2008年9月/日曜夕方から月曜朝までを担当)
  • 沼倉真里子(2007年4月 - 2008年9月/土曜夕方から日曜朝までを担当)
  • 佐々木永恵(2008年10月 - 2011年2月/土曜夕方から日曜朝までを担当)
  • 菅原克彦(2012年4月 - 2013年6月/土曜夕方から日曜朝までを担当)

地上デジタル放送とワンセグ放送の違い[編集]

  • 時刻表示は、ワンセグ放送では終日非表示になっている。
  • ウォーターマークはワンセグでは通常表示されていないが、2007年(平成19年)5月に一時期表示されていた。
  • 2006年(平成18年)11月15日2007年(平成19年)1月13日に、北海道を中心に津波に関する警告が発令された。普通なら右下に地図が表示されるが、ワンセグ放送では地図が表示されなかった。
  • 天気ループはリニューアル(後述)時に一時期ワンセグでは非表示になっていたが、現在は表示している。
  • 2007年(平成19年)9月1日は世界陸上大阪大会の中継で6:00-9:25まで時刻出しが行われたため、左上のテロップと被っていた。なお、ワンセグは終日時刻出しを行っていないため、テロップの被りはなかった。

時刻出し[編集]

ワンセグは終日非表示。時間の切り替えはアナログ・デジタルともクロスカットである。カスタムフォントは同フォントの青縁を使用していたが、現在は使用されていない。

月曜-金曜
  • 放送終了直後-9:55
『みのもんたの朝ズバッ!』『ウォッチン!みやぎ』:以上の番組は、CM中を除きカスタムフォントを使用していた。現在は通常フォント。
はなまるマーケット』:現在は通常フォント。(過去に関する情報求む)
  • 11:30-13:00
ひるおび!』:CM中を除きカスタムフォントを使用していた。現在は通常フォント。
  • 17:50-18:15
Nスタ(JNN協定枠)』:2013年4月1日から、カスタムフォント(黒縁なしの白い丸フォント。画面左上の赤円の中に収まるような配置である。)
土曜
  • 放送終了直後-10:19 全て通常フォント。
日曜
  • 放送終了直後-9:53 全て通常フォント。

天気ループ[編集]

「みのもんたの朝ズバッ!」と「ウォッチン!みやぎ」で異なるものが表示されていたが、2009年1月中旬天気ループの表示を取りやめた。(在仙局では唯一非表示)

なお以下は表示されていた当時のもの。

  • 「朝ズバッ!」は宮城東部の天気→降水確率→最高気温が表示されるが、地方名が表示されないため、分かりづらい部分がある。「ウォッチン!みやぎ」は仙台の6-12、12-18、18-24それぞれの時間の天気・降水確率が3つ表示され、「朝ズバッ!」よりは分かりやすくなっているが、単一ループのため常時この天気表示が続いていた。
  • 2007年(平成19年)3月27日より「朝ズバッ!」の5時台・6時台は仙台・石巻・白石・古川の天気と6-12時、12-18時の降水確率と予想最高気温、7時台と「ウォッチン!みやぎ」は仙台・石巻・白石・古川(岩手・宮城内陸地震以後は栗駒も)の6-12、12-18、18-24それぞれの時間の天気・降水確率・最高気温の天気ループに変更され、在仙の民放放送局で唯一表示されていなかった石巻・古川・白石の表示も開始したが、気仙沼のみ唯一表示されていない。なお、ワンセグは単体で表示される。

周波数1260にちなんで[編集]

  • 宮城県内のタクシーには、『TBCラジオ 1260kHz』のシールが貼られているものがある。周波数の異なる気仙沼市内のタクシーには『TBCラジオ 801kHz』のシールが貼られている。
  • 東北放送の社用車のナンバーの多くは TBCラジオの周波数にちなんだ 1260 である。

東日本大震災による番組編成[編集]

詳細は 東北地方太平洋沖地震 を参照
テレビ[編集]

2011年3月11日のティータイムドラマ放送中に東日本大震災が発生し、以後特別編成が組まれた。自社製作番組は特別番組として『TBC震災生活情報』を放送しており(平日11:20 - 11:30・15:55 - 16:53、土曜11:30 - 11:40、週末14:00 - 15:00の各枠)、Nスタみやぎのキャスター陣が別冊特番にもそのまま出演した(若生・川尻、守谷・大久保両アナがレギュラー枠同様に各々2名揃って出演する時間帯とどちらか一方のみが出演する時間帯とに二分。なお、平日11:20枠と土曜11:30枠は震災特番に伴い4月2日まで休止中の『CBC版キユーピー3分クッキング』(以下『CBC3分クッキング』と表記)枠を臨時転用しており、『ウォッチン!みやぎ』(以下『ウォッチン!』と表記)キャスターが当枠を担当する場合もある。これら特番に伴い通常、JNN排他協定が始まる17:45より飛び乗っていた『Nスタ』は第1部の始まる16:53からのネットに拡大(同年4月29日まで)。2012年1月4日からレギュラーネット開始。『TBC震災情報』平日午後枠から『Nスタ』へはステブレレス接続。日によって開始時間が1時間前倒しされ『TBC震災情報・午後枠』が14:55より、『Nスタ』が15:55より各々始まる場合もある)。

『みのもんたの朝ズバッ!』のTBCローカル枠『ウォッチン!』も2011年3月14日から4月1日までレギュラー放送を休止し『朝ズバッ!』全編フルネット(普段はTBCではネットされていない「おでかけ前の朝刊チェック」や「8時またぎ」のコーナーもネット)に切り替える措置が採られており、別冊特番として平日9:55 - 10:25に『ウォッチン!生活情報』を放送している(『朝ズバッ!』内でも6:15・6:46・7:11の各ローカル枠において臨時に震災関連情報中心の『河北新報ニュース』を放送)。

2011年4月4日からは新番組編成による放送となり、『ウォッチン!』はレギュラー放送を再開。『CBC3分クッキング』のネット受けも再開される(これらに伴い震災関連単発特番は4月3日をもって終了した)。

ラジオ[編集]
  • 2011年3月11日のロジャー大葉のラジオな気分放送中の14:46に地震が発生。以後3月21日6:30までCM無しの特別体制で震災関連番組を放送し、安否情報や生活情報を局アナだけでなくフリーアナウンサーが交代で伝えていた。この震災関連番組はニコニコ生放送でも放送された。
  • また大阪MBSラジオで放送している「ネットワーク1・17」が「ネットワーク3・11」としてTBCラジオでも同時放送された。
  • 3月21日の特別番組放送終了以後も一部番組でコーナーを差し替えて、震災関連情報を伝えた。
  • 「radiko.jp復興支援プロジェクト」としてradikoで2011年4月より2012年3月まで全国放送された(一部番組は放送されなかった。)。

隣県での活動[編集]

その他[編集]

ファイル:JNNID.png
JNN系列のリモコンキーID地図
  • 当局ではリモコンキーIDに「1」を使用するが、東北6県民放では他に日テレ系列の青森RABのみ「ID:1」を使用する(残る東北4県の「ID:1」はNHK総合テレビジョン)。キー局のTBSテレビのリモコンキーIDは関東TBS・岩手IBC・石川MROのアナログ親局と同じ「ID:6」を使用しているが、東北放送では長年1チャンネルで親しまれているためそのまま「1」を使用している。TBS系列では北海道HBCと鹿児島MBCもアナログ親局と同じ「ID:1」を使用している。同じ理由で関西MBSと福岡RKBが「ID:4」を、中京CBCが「ID:5」を使用している。
  • 公式サイト開設の際、既にエステティックサロンTBC(東京ビューティセンター)ドメイン名tbc.co.jp」を取得していたため、本社のある仙台を足して「tbc-sendai.co.jp」となった。(かつては中部日本放送琉球放送も同じパターンだった)。
  • 秋田県にあったラジオ局、ラジオ東北(現:秋田放送)と混同されることがあるが、無関係である。ちなみに秋田放送はTBS系列局になるのを目指していたが、諸事情により日本テレビ系列局となった。
  • テレビ開局前後、日本テレビ放送網(NTV・日テレ)が大口出資者となっていた時期がある。この件は日本テレビ社史等に記載されているが、東北放送側の資料には一切記載されていない。
  • 1990年代に当時当局のアナウンサーだった小林徹夫がローカルニュース番組に遅刻してしまったことがあり、報道フロアのみが映ってしまったことがあった。この映像は後にハプニング大賞で取り上げられた。
  • 天気予報に関しては、平日はTBC独自(私立TBC気象台)、土日・フィラーでは気象庁のものを使用している。また、天気予報独自番組では、文字で伝えている(例:東部 晴れ 西部 くもり時々雨など)。
  • 2005年(平成17年)の地上デジタル放送開始以来宮城県の放送局で唯一自社制作番組のハイビジョン化が遅れていたが、2007年(平成19年)7月2日より「イブニングニュースTBC」、7月3日より「河北新報ニュース」・「TBCニュース」がTBC局舎内に増設された情報センター内のスタジオ(ハイビジョン対応)での放送を開始した。
  • 石川遼などが出場した『2010全米プロゴルフ選手権』の放送を長崎放送とともに、一切行わなかった(TBCでは『2011全米プロゴルフ選手権』は3日目と最終日は放送)。
  • 殆どの民放各局ではモノラル放送二重音声放送の番組でもステレオ信号を送出して放送されているが、TBCでは送出システムの関係で再放送・遅れネット・ローカルニュースの場合はモノラル信号を送出して放送されている。
  • 企業の年初挨拶のCMでは、他の民放各局ではナレーションやテロップの文言が企業によって異なる。しかしTBCは、BGMや映像こそ企業によって変わるが「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」というナレーションとテロップの後に、企業名が読み上げられるという画一的な内容である。
  • 東日本大震災に影響により2012年3月31日に延期された被災3県でのアナログ放送終了では、該当地域の民間放送テレビ局である12局のうちこの局では唯一、通常放送終了前に特別番組を放送した。[35]
  • 東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設以来初めてリーグ優勝を決めた2013年9月26日は、ラジオで優勝特番「おめでとう!楽天イーグルス初優勝!」を翌27日朝5時まで放送した関係で、22時の「オールナイトニッポンGOLD」から3時の「オールナイトニッポン0」まで、23時50分からの「河北新報ニュース」を除き、レギュラー番組全てが休止となった。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 自社のウェブサイトでは「基幹局」であるとしているが、「五社連盟」の一員ではないため厳密な意味での「JNN基幹局」には含まれない。それでも東北放送側が自らを「基幹局」と位置付けている理由は、「五社連盟」発足以前の局長会議にラジオ東京(現・TBSテレビ)・北海道放送(HBC)・中部日本放送(CBC)・大阪テレビ(現・朝日放送(ABC))・ラジオ九州(現・RKB毎日放送)とともに参加していたことによるものだ。ちなみに、系列局の中では静岡放送(SBS)、山陽放送(RSK)、中国放送(RCC)とならび、JNN基幹局に次ぐ有力な局とされている(出典:『日本の民放ネットワーク』)。
  2. 出典 [1] ただしEDINET掲載の第81期半期報告書によると10.0%(2008年9月30日現在)
  3. AMラジオで時報CM ユニーとサークルKサンクス(日本経済新聞) http://www.nikkei.com/article/DGXNZO50076390X21C12A2TJ1000/
  4. ただし、月~金16時と土曜9時、およびプロ野球中継時(雨天時のプロ野球ネットワーク、野球中継のない日に放送されるサウンドコレクション放送中を含む)、オールナイトニッポン放送中は時報音が流れるのみ。
  5. なお、インターネット版ラテ番組表「TV日刊スポーツコム」は「東北放送」と表記。
  6. 有価証券報告書オンライン閲覧サービス・有報リーダーより
  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 河北新報社の関連企業。
  8. ドコイク? - 東北放送東京支社
  9. ちず丸 - 東北放送気仙沼支局
  10. ちず丸 - 東北放送報道部石巻支局
  11. いつもNAVI - 株式会社ユニテック 東北放送報道部古川駐在
  12. 2011年3月以降、本番組の放送は休止されている。
  13. 2013年11月1日までは『みのもんたの朝ズバッ!』で、みのもんた冠番組でもあった。
  14. 東北地方のJNN系列局で『サタずば』のネット経験がなかった放送局はTBCのみ。ちなみに2010年(平成22年)4月まで政令指定都市のあるJNN系列で『サタずば』がネットされていない放送局もやはりTBCのみであった。
  15. TBCテレビ深夜の音楽タイトル
  16. 2013年3月までは「あなたへモーニングコール」ネットのため4:00までであった(不定期にメンテナンスタイムを拡大したこともあった)が、終了に伴いメンテナンスタイムを拡大した。2013年3月31日深夜のメンテナンスタイムの時、radikoの番組紹介では「『あなモニ』は終了しました」と注釈がついた。
  17. 曲のリストは木曜から金曜には更新されており、あらかじめ流れる曲がわかるという珍しい形をとっている。また、仙台本局(荒井送信所)の電気設備年次点検で停波するときなどの情報も合わせて載せられる。
  18. なお2013年5月・6月・7月と2014年1月以降、月一回日曜日の27:00-29:00に中島みゆきのオールナイトニッポン月イチをネットする関係から中島みゆきの楽曲を流す。そのため試験放送は25:00-27:00となる。
  19. 複数加盟地域のHBC・MBS・ABCを除き、同じく文化放送発のネット受けを行っていない局にBSNがあるが、それでも同じ時刻に『ニュース・パレード』として自社制作ニュースを放送している。なおTBCでも17時の『TBCニュース』のスポンサーとして、CMのみネットを受けてはいる。
  20. 2010年(平成22年)1月以降は、秋田放送でのネット打ち切りの為、東北地方で唯一のネット局となった。
  21. 2008年9月まで宮城県では47都道府県で唯一放送されていなかった(「スタイリッシュトーク」のコーナーのみ放送の時期はあった)。
  22. 番組独自のインターネット配信で全編聴取可能。2011年10月より全曜日のネット(当時24時台に放送されていた“深夜営業”を除く)を始めたラジオ福島が東北地方で唯一のネット局となった。
  23. 福島県内では福島テレビの川内・いわき遠野両局が1chであるが、相馬市ではまず受信不可能
  24. 映像91.24MHz・音声95.74MHz
  25. 協議会事務局所在地:仙台市太白区八木山香澄町26-1
  26. 開始当初はモノラル配信。現在も生放送のネット番組はモノラル配信。
  27. 但し正式には午前9時=UTC午前0時から変更となるが、実際は試験放送という名目で同日付放送開始時に変更された
  28. 同例は本局に限ればSTVラジオ=1440kHz、栃木放送=1530kHz、山陰放送高知放送=いずれも900kHz、中国放送=1350kHzの5例がある。また本来なら720kHzで変更されないはずだったIBC岩手放送は外国放送局との混信を避けるという点から684kHzに移動されている。
  29. 2011年5月15日放送「こちらTBCです」より。
  30. (2011-03-15) アンテナ損傷・燃料枯渇…東北のラジオ局、綱渡りの放送 asahi.com(朝日新聞社) [ arch. ] 2011-03-17
  31. 当時の気仙沼支局長が地元タウン誌に寄せたコメントより
  32. 「絆スタジオ」運用開始2011年12月5日 TBCニュースより
  33. ホームページに記載[2]。日本の民放にて本格的な太陽光発電設備を導入、運用し始めたのは、同年2月26日から稼働し始めた福岡県九州朝日放送(テレビ朝日系列)に次いで2件目。
  34. 2007年(平成19年)5月まではKHBでもダウンコンバートをしていたが、翌月より「開運!なんでも鑑定団」のみだがハイビジョン化
  35. 他の11局は、通常放送終了前は全ての局でCMが流れていた。

外部リンク[編集]

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