トリマン

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テンプレート:恒星 基本 テンプレート:恒星 特徴 テンプレート:恒星 位置 テンプレート:恒星 詳細 テンプレート:恒星 伴星 テンプレート:恒星 名称 テンプレート:恒星 終了


トリマン(Toliman)は、ケンタウルス座α星のこと。トリマンの意味は「ぶどうの蔓の射手」である。三重連星で、ケンタウルス座で最も明るい。地球から4.4光年と近い距離にあるため、実視等級は-0.01等と明るく、全天でシリウスカノープスアルクトゥルスに次いで4番目に明るい星である。日本では沖縄以南でないと見られない。現在も秒速25kmで太陽に近付いており、およそ25,000年後には3光年まで近づく。

ハダル(ケンタウルス座β星)とともに、南の指極星となっている。

呼称[編集]

トリマンの学名はAlpha Centauri(略号α Cen)であり、アルファ・ケンタウリとそのまま呼ばれることも少なくない。日本語で呼び変えた場合の名称ケンタウルス座アルファ星と呼ばれることもある。

リギル・ケンタウルス或いはリジル・ケンタウルス(Rigil Kentaurus、意味は「ケンタウルスの足」)もしくはリギル・ケント(Rigil Kent、Rigil Kentaurus の略形)、ブングラ(Bungla)という固有名があり、特に「リギル・ケンタウルス」と「トリマン」はこぐま座α星を「ポラリス」と呼ぶのと同じくらいよく使われる。だが「ケンタウルス座α星」や「アルファ・ケンタウリ」という呼び名はそれより多く使われ、こぐま座α星を「北極星」と呼ぶのと同じくらいよく使われる。

ファイル:Alpha Centauri relative sizes.png
太陽と比較したトリマンの大きさと色

主星(トリマンA)は太陽と質量・光度・直径がほとんど同じ黄色の主系列星で、スペクトル型太陽と同じG2Ⅴ。表面温度はおよそ5800K。一方、スペクトル型がG型なので、絶対等級では4.3等となる。太陽よりも少し明るい。(太陽は4.8等)


第1伴星(トリマンB)は太陽の0.28倍の光度を持つ橙色の主系列星で、スペクトル型はK1Ⅴ。AとBの最短距離は11天文単位。表面温度はおよそ5300K。半径は太陽の0.8倍。

第2伴星(トリマンC)はプロキシマとして知られており、距離は4.22光年で。プロキシマの名称は、ラテン語で「最も近い」という意味であり、太陽系に最も近い恒星であることから来ている。A/Bのペアから13,000AU(0.2光年)離れており、公転周期は100万年にも及ぶ。スペクトルタイプはM5Ⅴの赤色矮星。表面温度はおよそ2700K。この星は「ケンタウルス座V645」という変光星閃光星)でもある。

外部リンク[編集]

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