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'''mixi'''(ミクシィ)は、株式会社[[ミクシィ (企業)|ミクシィ]]が運営する、国内最大級のシェアを持つ[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス]] (SNS)である。
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== 歴史 ==
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[[2004年]][[2月]]にサービス開始。[[Gocoo]]([[2003年]][[12月]]開始、[[2005年]][[6月]]終了)、[[GREE]](2004年2月開始)と並び、日本では最も早い時期からサービスを展開していたSNSのひとつである。
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サービス名の「mixi」は、公式サイトの説明によると、「mix(交流する)」と「i(人)」を組み合わせた造語で、利用者同士の交流が深まることを願って名づけられたもの。
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== 参加方法 ==
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mixiは、既に入会している登録ユーザーから招待を受けないと利用登録ができない、完全招待制を採用している。招待制をとることで、ユーザーそれぞれの素性が明らかになり、健全で安心感のある居心地の良い[[コミュニティ]]を維持するという目的で採用されている。
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18才未満の者の参加については、利用規約で禁止されている。mixiは年齢制限が無ければ、「[[インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律|出会い系サイト規制法]]」に抵触する可能性があるためである。しかし、現在でもそのような利用者は後を絶たないのが現状である。以前はPCアドレスを持っていないと登録できなかったが、[[2006年]][[12月4日]]より、[[携帯電話]]でも登録可能となった。ただし、従来どおり既に登録している人からの招待状が必要である。また、[[2007年]][[3月27日]]より[[PC]]の[[フリーメール]]アドレスでの登録には、[[携帯電話]]の[[メールアドレス]]が必要になった。2007年[[4月4日]]からは、[[ウィルコム]]の公式コンテンツとして登録されている。
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== 利用者数 ==
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利用者数(アクティブユーザー数)は、2006年[[10月]]現在では520万人。月間PVは27億6631万。平均利用時間は3時間29分で日本ドメインでは2位となっている。また、ミクシィの調査によると、男女比率は男性が52.2%、女性が47.8%。年齢層で最も多いのは20~24歳の33.8%、次いで25~29歳が28.4%、30~34歳が17.6%。最終ログインが3日以内のユーザーの割合が70%をかつては占めていたが、アクティブユーザー率は少しずつ下がり、2007年5月現在は64%である。
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== 機能 ==
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=== マイミクシィ ===
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ユーザーごとにあるリストの名前。また、そのリストに登録された他のユーザー。略して「マイミク」とも呼ぶ。
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事務局が想定しているのは、すでに友人や知人の関係にあるユーザー同士を[[リンク]]する使用法である。そのため、mixi内の表示で、マイミクシィを「友人」と言いかえている部分もある。実際には、mixi内で出会ったユーザー同士が、まずマイミクシィに登録するところから親交を深めていくという場合も多い。
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マイミクシィに登録するには、まず、一方のユーザーが「マイミクシィに追加」のボタンから登録依頼をする。登録依頼を受け取ったユーザーが登録を承認すると、互いのマイミクシィに追加される。マイミクシィのリストからはずすには、どちらかが「マイミクシィの管理」ページから操作すれば可能。招待したユーザー同士は、ユーザー登録した時点でマイミクシィに登録されていて、3ヶ月間はマイミクシィをはずすことができない。
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マイミクシィになると、閲覧制限された日記やアルバムの内容、プロフィールのうち誕生日や職業など一部の項目などを読むことができる特権が与えられる。マイミクシィの新規に執筆した日記のタイトルをリスト表示する機能、コミュニティの存在をマイミクシィに知らせる、同報メッセージの機能などもある。マイミクシィについて紹介文を登録する機能は、マイミクシィになったユーザーのキャラクターを他のユーザーに知らせ、信頼と親近感を与えて新しい関係を築くのに役立つ。
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なお、マイミクシィ0人の状態になると、3日以内にマイミクを最低1人は作らなければ、強制退会となる。
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=== 足あと ===
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ユーザーのページを他のユーザーが閲覧すると、「足あと」リストに閲覧したユーザーのニックネームが日付と時刻とともに追加される。一般には「[[アクセス]]ログ」などと呼ばれる機能である。このリストの名称から、他のユーザーのページを閲覧することを、ユーザーのあいだで「足あとを付ける」と呼ぶこともある。同一のユーザーが頻繁に閲覧を繰り返した場合、1日のうちで1回のみ、直近の閲覧時刻がリストに残る。後述する「アクセスブロック」機能にIDを登録したユーザーは、それ以後、足あとリストに名前が残らなくなる。
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mixi開設当初は閲覧のたびにリストに追加されていた。初期ユーザーのあいだで訪問を多数繰り返す「足あとつけ競争」が流行して、足あとのリストが特定のユーザーばかりになったり、[[サーバー]]が動作不良を起こすほど負荷がかかったりしたために、現在のような仕様に変わった。
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ユーザー登録以降の通算の閲覧数がカウントされている。加えて、閲覧数が設定値に達した時点でmixiからメールが届く機能「足あとお知らせメール」がある。ネットには、mixiの開設以前から、たとえば500や2,000、10,000といった「キリ番(きりのいい番号)」にアクセスカウンターが達したときに「踏んだ(訪問した)」閲覧者に、ウェブマスターが特別の感謝をする習慣がある。この習慣を継承した機能が、足あとお知らせメールである。メールの届く閲覧数は、「設定変更」画面にて自由に設定することができる。
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足あとは、自身の注目度や人気度を端的に表す指標であり、また、mixi内での人間関係を明示するものでもある。足あとリストからユーザーのページをたどることを、「足あとを踏み返す」と呼ぶユーザーが多い。足あとのリストから自分に興味のあるユーザーを発見することで、新たな関係が生まれることもある。
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営業目的のユーザーが無差別多数の訪問を繰り返す、足あとリストへの[[スパム (メール)|スパム]]行為もある。営業目的の記載があるスパマーのユーザーページを閲覧させるために、足あとを踏み返す風習を悪用したものである。
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=== 日記 ===
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基本的な使い方は、いわゆる「[[ブログ]]」と同じである。日記の本文には、画像を埋め込むこともできる。[[コメント]]をつける機能もある。日記はいつでも修正でき、削除することもできる。コメントは、日記の主が削除できるほか、コメントをつけたユーザーが自分のコメントを削除することもできる。日記の公開範囲を、全ユーザー、友人の友人、友人のみの3段階から選択できる。楽天広場、はてなダイアリー、ドリコムブログなど、主なブログサービスを日記として使うこともできる。
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mixiの参加者数は数百万に上り、また原則的に参加者による招待のみを認証要件として参加できるシステムであるため、日記の公開範囲を全ユーザーとした場合において、ブログの[[炎上 (ブログ)|炎上]]と同様の現象が起こった例がある。このようなケースでは日記の記述内容等が外部に無断転載される事がある。日記の炎上を発端に、後述のコミュニティ乗っ取りがなされた例もある。
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=== コミュニティ ===
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2004年[[4月1日]]から提供開始の機能。掲げられたテーマに同調する者が集まり、[[電子掲示板|掲示板]]などを利用する仕組み。[[コミュニティ]]は、mixiのユーザーが誰でも自由に作ることができる。ただし、既存のコミュニティと類似するテーマでコミュニティを新設することは好まれない風潮がある。コミュニティを開設すると管理人になるが、コミュニティの他のメンバーに管理権を渡すことも可能。コミュニティ開設時に選択する[[カテゴリ]]には、[[音楽]]や[[映画]]、[[アダルト]]など約30ほどの種類がある。なおカテゴリをアダルトにした場合、コミュニティを閲覧しようとすると「このページから先はアダルト(成人向け)コンテンツが含まれています。」というメッセージが表示され、同意しない限りそのページにアクセスできないようになっている。
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コミュニティでは、[[電子掲示板|掲示板]]機能を[[トピック]]と呼ぶ。新しいトピックは、誰でも作成可能、もしくはコミュニティの管理人のみ作成可能のどちらかに設定できる(2006年[[9月18日]]より。それ以前は誰でも作成できた)。mixi全ユーザーが誰でも自由に参加できるようにすることも、コミュニティの管理人の承認制にも設定できる。承認制にすると、トピックをメンバー以外に非公開にすることもできる。
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トピックのほかに、[[イベント]]と[[アンケート]]の機能がある。どちらも基本は掲示板。特定の期日を指定して、メンバーの中から参加者を募る機能があるのがイベント。択一式の回答をメンバーに求める機能があるのがアンケート。アンケートはプレミアム会員のみ作成することができる。
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コミュニティは基本的に掲示板の集合体であるため、ネットの掲示板ではありがちのいざこざが起こることもある。紛争を回避するため、ユーザーをコミュニティから退会させたり、特定のユーザーを参加させない参加ブロック機能も備わっている。ブロックされたユーザーがコミュニティに参加しようとすると「(コミュニティ名)には参加できません」と表示される。なおこの機能は、一つのコミュニティにつき12ユーザー(mixiモバイル利用時は6ユーザー)であるほか、非公開でない限りトピックの閲覧も可能である。トピックやアンケートなどの作成を、コミュニティの管理人のみに限定することもできるようになった(2006年[[9月21日]]に追加)。
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また最近になって、コミュニティリンク機能が作られた。これは関連性のあるコミュニティに直接行けるというものである。コミュニティリンクの追加は管理人のみ、参加者全員の中から選べる。初期設定は「管理人のみ追加可能」である。なおコミュニティリンクは拒否することができ、拒否されたコミュニティがコミュニティリンクに追加しようとすると「このコミュニティはコミュニティリンクを拒否しているため、追加することはできません。」というメッセージが表示される。
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事務局の承認を明記した上で、企業や企業の代理人が自社製品・サービスに関するコミュニティを立ち上げることもある。開設数は100万件を超えた。なお、現存する最古のコミュニティは「音楽好き系mixi's」である。
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===アクセスブロック===
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mixi内には、商業利用を目的としたり、[[荒らし]]行為をする悪質ユーザーが少なからず存在する。そのため、それらのユーザーがページを見られないようにするアクセスブロック機能がある。1ユーザーにつき12ユーザーまでブロックできる。

2011年1月27日 (木) 22:00時点における版

mixi(ミクシィ)は、株式会社ミクシィが運営する、国内最大級のシェアを持つソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS)である。

歴史

2004年2月にサービス開始。Gocoo2003年12月開始、2005年6月終了)、GREE(2004年2月開始)と並び、日本では最も早い時期からサービスを展開していたSNSのひとつである。

サービス名の「mixi」は、公式サイトの説明によると、「mix(交流する)」と「i(人)」を組み合わせた造語で、利用者同士の交流が深まることを願って名づけられたもの。

参加方法

mixiは、既に入会している登録ユーザーから招待を受けないと利用登録ができない、完全招待制を採用している。招待制をとることで、ユーザーそれぞれの素性が明らかになり、健全で安心感のある居心地の良いコミュニティを維持するという目的で採用されている。

18才未満の者の参加については、利用規約で禁止されている。mixiは年齢制限が無ければ、「出会い系サイト規制法」に抵触する可能性があるためである。しかし、現在でもそのような利用者は後を絶たないのが現状である。以前はPCアドレスを持っていないと登録できなかったが、2006年12月4日より、携帯電話でも登録可能となった。ただし、従来どおり既に登録している人からの招待状が必要である。また、2007年3月27日よりPCフリーメールアドレスでの登録には、携帯電話メールアドレスが必要になった。2007年4月4日からは、ウィルコムの公式コンテンツとして登録されている。

利用者数

利用者数(アクティブユーザー数)は、2006年10月現在では520万人。月間PVは27億6631万。平均利用時間は3時間29分で日本ドメインでは2位となっている。また、ミクシィの調査によると、男女比率は男性が52.2%、女性が47.8%。年齢層で最も多いのは20~24歳の33.8%、次いで25~29歳が28.4%、30~34歳が17.6%。最終ログインが3日以内のユーザーの割合が70%をかつては占めていたが、アクティブユーザー率は少しずつ下がり、2007年5月現在は64%である。

機能

マイミクシィ

ユーザーごとにあるリストの名前。また、そのリストに登録された他のユーザー。略して「マイミク」とも呼ぶ。

事務局が想定しているのは、すでに友人や知人の関係にあるユーザー同士をリンクする使用法である。そのため、mixi内の表示で、マイミクシィを「友人」と言いかえている部分もある。実際には、mixi内で出会ったユーザー同士が、まずマイミクシィに登録するところから親交を深めていくという場合も多い。

マイミクシィに登録するには、まず、一方のユーザーが「マイミクシィに追加」のボタンから登録依頼をする。登録依頼を受け取ったユーザーが登録を承認すると、互いのマイミクシィに追加される。マイミクシィのリストからはずすには、どちらかが「マイミクシィの管理」ページから操作すれば可能。招待したユーザー同士は、ユーザー登録した時点でマイミクシィに登録されていて、3ヶ月間はマイミクシィをはずすことができない。

マイミクシィになると、閲覧制限された日記やアルバムの内容、プロフィールのうち誕生日や職業など一部の項目などを読むことができる特権が与えられる。マイミクシィの新規に執筆した日記のタイトルをリスト表示する機能、コミュニティの存在をマイミクシィに知らせる、同報メッセージの機能などもある。マイミクシィについて紹介文を登録する機能は、マイミクシィになったユーザーのキャラクターを他のユーザーに知らせ、信頼と親近感を与えて新しい関係を築くのに役立つ。

なお、マイミクシィ0人の状態になると、3日以内にマイミクを最低1人は作らなければ、強制退会となる。

足あと

ユーザーのページを他のユーザーが閲覧すると、「足あと」リストに閲覧したユーザーのニックネームが日付と時刻とともに追加される。一般には「アクセスログ」などと呼ばれる機能である。このリストの名称から、他のユーザーのページを閲覧することを、ユーザーのあいだで「足あとを付ける」と呼ぶこともある。同一のユーザーが頻繁に閲覧を繰り返した場合、1日のうちで1回のみ、直近の閲覧時刻がリストに残る。後述する「アクセスブロック」機能にIDを登録したユーザーは、それ以後、足あとリストに名前が残らなくなる。

mixi開設当初は閲覧のたびにリストに追加されていた。初期ユーザーのあいだで訪問を多数繰り返す「足あとつけ競争」が流行して、足あとのリストが特定のユーザーばかりになったり、サーバーが動作不良を起こすほど負荷がかかったりしたために、現在のような仕様に変わった。

ユーザー登録以降の通算の閲覧数がカウントされている。加えて、閲覧数が設定値に達した時点でmixiからメールが届く機能「足あとお知らせメール」がある。ネットには、mixiの開設以前から、たとえば500や2,000、10,000といった「キリ番(きりのいい番号)」にアクセスカウンターが達したときに「踏んだ(訪問した)」閲覧者に、ウェブマスターが特別の感謝をする習慣がある。この習慣を継承した機能が、足あとお知らせメールである。メールの届く閲覧数は、「設定変更」画面にて自由に設定することができる。

足あとは、自身の注目度や人気度を端的に表す指標であり、また、mixi内での人間関係を明示するものでもある。足あとリストからユーザーのページをたどることを、「足あとを踏み返す」と呼ぶユーザーが多い。足あとのリストから自分に興味のあるユーザーを発見することで、新たな関係が生まれることもある。

営業目的のユーザーが無差別多数の訪問を繰り返す、足あとリストへのスパム行為もある。営業目的の記載があるスパマーのユーザーページを閲覧させるために、足あとを踏み返す風習を悪用したものである。

日記

基本的な使い方は、いわゆる「ブログ」と同じである。日記の本文には、画像を埋め込むこともできる。コメントをつける機能もある。日記はいつでも修正でき、削除することもできる。コメントは、日記の主が削除できるほか、コメントをつけたユーザーが自分のコメントを削除することもできる。日記の公開範囲を、全ユーザー、友人の友人、友人のみの3段階から選択できる。楽天広場、はてなダイアリー、ドリコムブログなど、主なブログサービスを日記として使うこともできる。

mixiの参加者数は数百万に上り、また原則的に参加者による招待のみを認証要件として参加できるシステムであるため、日記の公開範囲を全ユーザーとした場合において、ブログの炎上と同様の現象が起こった例がある。このようなケースでは日記の記述内容等が外部に無断転載される事がある。日記の炎上を発端に、後述のコミュニティ乗っ取りがなされた例もある。

コミュニティ

2004年4月1日から提供開始の機能。掲げられたテーマに同調する者が集まり、掲示板などを利用する仕組み。コミュニティは、mixiのユーザーが誰でも自由に作ることができる。ただし、既存のコミュニティと類似するテーマでコミュニティを新設することは好まれない風潮がある。コミュニティを開設すると管理人になるが、コミュニティの他のメンバーに管理権を渡すことも可能。コミュニティ開設時に選択するカテゴリには、音楽映画アダルトなど約30ほどの種類がある。なおカテゴリをアダルトにした場合、コミュニティを閲覧しようとすると「このページから先はアダルト(成人向け)コンテンツが含まれています。」というメッセージが表示され、同意しない限りそのページにアクセスできないようになっている。

コミュニティでは、掲示板機能をトピックと呼ぶ。新しいトピックは、誰でも作成可能、もしくはコミュニティの管理人のみ作成可能のどちらかに設定できる(2006年9月18日より。それ以前は誰でも作成できた)。mixi全ユーザーが誰でも自由に参加できるようにすることも、コミュニティの管理人の承認制にも設定できる。承認制にすると、トピックをメンバー以外に非公開にすることもできる。

トピックのほかに、イベントアンケートの機能がある。どちらも基本は掲示板。特定の期日を指定して、メンバーの中から参加者を募る機能があるのがイベント。択一式の回答をメンバーに求める機能があるのがアンケート。アンケートはプレミアム会員のみ作成することができる。

コミュニティは基本的に掲示板の集合体であるため、ネットの掲示板ではありがちのいざこざが起こることもある。紛争を回避するため、ユーザーをコミュニティから退会させたり、特定のユーザーを参加させない参加ブロック機能も備わっている。ブロックされたユーザーがコミュニティに参加しようとすると「(コミュニティ名)には参加できません」と表示される。なおこの機能は、一つのコミュニティにつき12ユーザー(mixiモバイル利用時は6ユーザー)であるほか、非公開でない限りトピックの閲覧も可能である。トピックやアンケートなどの作成を、コミュニティの管理人のみに限定することもできるようになった(2006年9月21日に追加)。

また最近になって、コミュニティリンク機能が作られた。これは関連性のあるコミュニティに直接行けるというものである。コミュニティリンクの追加は管理人のみ、参加者全員の中から選べる。初期設定は「管理人のみ追加可能」である。なおコミュニティリンクは拒否することができ、拒否されたコミュニティがコミュニティリンクに追加しようとすると「このコミュニティはコミュニティリンクを拒否しているため、追加することはできません。」というメッセージが表示される。

事務局の承認を明記した上で、企業や企業の代理人が自社製品・サービスに関するコミュニティを立ち上げることもある。開設数は100万件を超えた。なお、現存する最古のコミュニティは「音楽好き系mixi's」である。

アクセスブロック

mixi内には、商業利用を目的としたり、荒らし行為をする悪質ユーザーが少なからず存在する。そのため、それらのユーザーがページを見られないようにするアクセスブロック機能がある。1ユーザーにつき12ユーザーまでブロックできる。