「渡名喜元完」の版間の差分

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沖縄県島尻郡[[佐敷町 (沖縄県)|佐敷町]](現・[[南城市]])出身<ref name="rk970124">{{cite news|title=112歳、男性長寿日本一の渡名喜さん死去|newspaper=[[琉球新報]]|date=1997-01-24|url=http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-86190-storytopic-86.html|access-date=2022-05-23|archive-url=https://archive.ph/lmpBH|archive-date=2013-05-01}}</ref>。21歳の時[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[ハワイ州]]に移り、[[製糖]]工場に勤務<ref name="rk970124"/>。1917年に帰郷し、89歳まで[[農業]]を務めた。97歳まで[[台風]]後の屋根の修理をしていたという。「グヮングヮンタンメー」という愛称で親しまれた<ref>{{cite news|title=渡名喜元完さん告別式 男性長寿日本一|newspaper=琉球新報|date=1997-01-27|url=http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-86834-storytopic-86.html|access-date=2022-05-23|archive-url=https://archive.ph/fqqfJ|archive-date=2013-02-21}}</ref>。2男4女がいたが、いずれも先立たれた。晩年は亡くなった次男の妻と同居し、1993年12月から入院していたが<ref>{{Cite web |title=男性長寿日本一の渡名喜さん 112歳で死去 |url=https://web.archive.org/web/20001007003653id_/http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9701/html/0125side21.html |website=web.archive.org |access-date=2022-09-30}}</ref>、1996年の年末から衰弱が進んでいた。
 
沖縄県島尻郡[[佐敷町 (沖縄県)|佐敷町]](現・[[南城市]])出身<ref name="rk970124">{{cite news|title=112歳、男性長寿日本一の渡名喜さん死去|newspaper=[[琉球新報]]|date=1997-01-24|url=http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-86190-storytopic-86.html|access-date=2022-05-23|archive-url=https://archive.ph/lmpBH|archive-date=2013-05-01}}</ref>。21歳の時[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[ハワイ州]]に移り、[[製糖]]工場に勤務<ref name="rk970124"/>。1917年に帰郷し、89歳まで[[農業]]を務めた。97歳まで[[台風]]後の屋根の修理をしていたという。「グヮングヮンタンメー」という愛称で親しまれた<ref>{{cite news|title=渡名喜元完さん告別式 男性長寿日本一|newspaper=琉球新報|date=1997-01-27|url=http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-86834-storytopic-86.html|access-date=2022-05-23|archive-url=https://archive.ph/fqqfJ|archive-date=2013-02-21}}</ref>。2男4女がいたが、いずれも先立たれた。晩年は亡くなった次男の妻と同居し、1993年12月から入院していたが<ref>{{Cite web |title=男性長寿日本一の渡名喜さん 112歳で死去 |url=https://web.archive.org/web/20001007003653id_/http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9701/html/0125side21.html |website=web.archive.org |access-date=2022-09-30}}</ref>、1996年の年末から衰弱が進んでいた。
  
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[[1995年]][[10月7日]]、[[鶴英寿]]の記録を上回り、戸籍上で確認されている中での男性として日本歴代最高齢の人物となった。しかし、当時は[[泉重千代]]の記録が認められていたため、戸籍上で確認されている中で男性日本歴代2位とされていた。
  
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なお、[[石崎伝蔵]]が戸籍届けの遅れから実際には1884年生まれとする説があり(詳しくは[[石崎伝蔵]]を参照)、この場合男性長寿日本一にはなっていない可能性がある。
 
なお、[[石崎伝蔵]]が戸籍届けの遅れから実際には1884年生まれとする説があり(詳しくは[[石崎伝蔵]]を参照)、この場合男性長寿日本一にはなっていない可能性がある。

2024年2月10日 (土) 17:42時点における最新版

渡名喜 元完(となき げんがん、1884年明治17年〉10月30日 - 1997年平成9年〉1月24日)は、男性長寿日本一だったとされる沖縄県の男性。戸籍上で石崎伝蔵に追い抜かれるまで、確認されている中で男性日本歴代最高齢の人物であった。

生涯[編集]

沖縄県島尻郡佐敷町(現・南城市)出身[1]。21歳の時アメリカハワイ州に移り、製糖工場に勤務[1]。1917年に帰郷し、89歳まで農業を務めた。97歳まで台風後の屋根の修理をしていたという。「グヮングヮンタンメー」という愛称で親しまれた[2]。2男4女がいたが、いずれも先立たれた。晩年は亡くなった次男の妻と同居し、1993年12月から入院していたが[3]、1996年の年末から衰弱が進んでいた。

1991年9月28日、岡儀平の死去により106歳333日で戸籍上で確認されている中での日本男性最高齢となる[4]

1995年10月7日鶴英寿の記録を上回り、戸籍上で確認されている中での男性として日本歴代最高齢の人物となった。しかし、当時は泉重千代の記録が認められていたため、戸籍上で確認されている中で男性日本歴代2位とされていた。

1997年1月24日老衰のため死去[1]。112歳86日。戸籍上で確認されている日本人男性として、初めて111歳、次いで112歳の誕生日を迎えた人物でもあった。また死亡時点でクリスチャン・モーテンセンジョンソン・パークスに次ぐ世界で3番目に高齢の男性であった。男性日本最高齢だった期間は1945日にわたり、これは戸籍上で確認されている中での現在までの歴代最長記録である。

なお、石崎伝蔵が戸籍届けの遅れから実際には1884年生まれとする説があり(詳しくは石崎伝蔵を参照)、この場合男性長寿日本一にはなっていない可能性がある。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 (1997-01-24) 112歳、男性長寿日本一の渡名喜さん死去 琉球新報 [ arch. ]
  2. (1997-01-27) 渡名喜元完さん告別式 男性長寿日本一 琉球新報 [ arch. ]
  3. () 男性長寿日本一の渡名喜さん 112歳で死去 [ arch. ]
  4. 戸籍上で確認されている中で平成以降では最も若く男性最高齢となっている。これ以降は108歳が最少で2005年以降は110歳以上の男性が最高齢と認定されている。
先代:
岡儀平[注釈 1]
戸籍上での男性長寿日本一
 1991年9月28日 - 1997年1月24日 
次代:
石崎伝蔵
注釈
  1. ただし、海外に移住した日本人も含めれば、衛藤衛が渡名喜の前代の戸籍上の最高齢者となる。