高尾山口駅

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高尾山口駅(たかおさんぐちえき)は、東京都八王子市高尾町にある、京王電鉄高尾線。高尾線の終着駅である。駅番号KO53。京王電鉄の駅で最も西に位置する。

高尾山へのアクセス駅である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する高架駅である。地形上、下り先端部は写真のように、高尾山ケーブルカーの清滝駅とリフトの山麓駅へ至る上り勾配の道路に近くなっている。下り先端部を頭端式にして改札を設ければ、乗り換え客にとっては大変便利になるが、通常は柵で仕切られている。あえて頭端式構造にしなかったのは、神奈川県津久井湖方面までの路線延伸計画があったためとされているが、詳細な資料はなく不明である。そのため、改札口は開業以来一貫して高架下の1階のみであり、ホームと連絡するエレベーターが設置されている。

トイレは1階改札口内にあり、ユニバーサルデザインの一環として「だれでもトイレ」も設置されている。

2015年春を目処に駅の西側に温浴施設を開業させると共に、駅自体の改造を行う事業が進行中である。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1・2 高尾線 高尾北野高幡不動調布明大前新宿都営新宿線方面
  • 日中は特急(土休日は準特急)と各駅停車が1時間当たり6本(概ね10分間隔)、交互に設定されている。
  • 一部の列車を除き、各駅停車は北野駅で京王八王子駅始発の特急・急行列車に、また特急や準特急・急行列車は各駅停車に接続する。

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員は、10,391人である[1]。2007年にミシュランガイドで高尾山が最高ランクの「三つ星」の観光地に選出されたこともあり、近年は増加傾向にある。 乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
出典
1967年 1,658
1970年 3,951
1975年 5,124
1980年 6,948
1985年 7,738
1990年 7,862 4,014 [2]
1991年 3,926 [3]
1992年 4,112 [4]
1993年 3,721 [5]
1994年 3,660 [6]
1995年 6,904 3,582 [7]
1996年 3,666 [8]
1997年 3,408 [9]
1998年 3,389 [10]
1999年 3,426 [11]
2000年 7,100 3,332 [12]
2001年 3,668 [13]
2002年 3,567 [14]
2003年 3,779 [15]
2004年 3,770 [16]
2005年 7,423 3,745 [17]
2006年 7,410 3,934 [18]
2007年 8,311 4,309 [19]
2008年 9,499 4,885 [20]
2009年 10,167 5,216 [21]
2010年 10,243 5,247 [22]
2011年 9,809 4,991 [23]
2012年 10,690
2013年 10,391

駅周辺[編集]

駅前には、高尾の湯ふろっぴぃ、うかい鳥山、うかい竹亭などの送迎バスのバス停もある。 また、タクシー乗り場もあるが、高尾駅とは異なり、1台も待機してないことが多く、呼び出し用のタクシー会社の電話番号が書かれている。

バス路線[編集]

神奈川中央交通京王電鉄バスによって運行されているが、いずれも本数は少ない。

なお、1990年11月までは(1991年4月廃止)山31系統高尾山口駅 - 相模湖駅(4・5・10・11月の休日?に運行)、2006年4月4日までは高08系統高尾駅南口 - 高尾山口駅 - 大平が京王により運行されていた。なお、路線の詳細は神奈川中央交通相模原営業所三ヶ木操車所京王電鉄バス八王子営業所を参照。

駅名の由来[編集]

高尾山」の登山口であることから、「高尾山口」と名づけられる。

その他[編集]

全廃となった5000系の先頭車前面行先表示器の当駅の表示コマには、高尾山にちなんで当時それをイメージした緑色の山と鳥が一緒になったイラストマークがバックにデザインされていた。

隣の駅[編集]

京王電鉄
高尾線
特急・準特急・急行・区間急行・快速・各駅停車(準特急は北野まで、区間急行は東府中まで、快速は調布まで各駅に停車)
高尾駅 (KO52) - 高尾山口駅 (KO53)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]