小神あきら

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小神 あきら(こがみ あきら)は『らき☆すた』およびその関連作品に登場する架空のキャラクターである。

初出は『らき☆すた』の情報ページであった『らっきー☆ちゃんねる』。同コーナーのキャプテンだったが、コーナー刷新に伴いキャプテンを外されるも、後に『超らっきー☆ちゃんねる』のキャプテンに復帰している。

人物・設定[編集]

『らき☆すた』内の設定では東京都出身の14才(私立真白学園中等部2年A組所属)のスーパーアイドル2月14日生まれの血液型O型身長は150cm。胸ランクは極小。得意科目・苦手科目ともに、特になし。髪はサーモンピンクで頭のやや左後ろにアホ毛がある。目は他のキャラクターと同様黒目(色は金色)が大きいが、素の表情だと三白眼になる。両親は別居中で母方と同居。母親は典型的なステージママな模様。右利きとされている。[1]趣味はゲーム。好きな物はレバ刺し、嫌いな物は特になし。

3才の頃から子役として活動していたらしい。袖口から手が出ないぶかぶかの服(掲載誌などでは「だるだるソデ」と呼ばれる)を着ている(夏服や私服等は普通)。また、私立真白学園中等部の制服でもある。普段は元気娘で、挨拶は「おはらっき〜!」。初出は古いが『らき☆すた』劇中でのアイドルという設定ゆえ、後発キャラクターやゲームキャラクターが本編内に進出していくのに対し、なかなか本編に登場する機会がない。その不満を白石みのるにぶつけたりしている。

本編に登場する際も、テレビの中のレポーター(原作)や看板(アニメ)やラジオのナビ(雑誌付録のラジオ特別編)などであり、本編のキャラクターとの絡みはない。DVDでの人物関係図でも誰とも関連性の無いキャラクターとなっている。原作ではあきらであったはずのテレビの中のレポーターは、アニメではあきらでなく別のグルメレポーターなどに変えられている。

アニメではある意味原作での桜庭ひかるポジションにあたる。

『らっきー☆ちゃんねる』[編集]

アシスタントの白石みのるとともに放送している。

このラジオ版・アニメ版『らっきー☆ちゃんねる』は『らき☆すた』内のラジオ番組ということになっているが、『らき☆すた』本編とは多少パラレルの関係になっている(例として、本記事で記述したあきらの本編進出の野望などを本編キャラクターが知らないなどが挙げられる)。

ふだんは猫をかぶっているが、現実的な質問や気に入らない話題(特に他のキャストのことや、本編に自分の出番が無いことなど)が出ると、黒い本性を見せるキャラ(黒あきら)として設定されている。その際白石に恫喝する場面があるのだが、その時にはかなり恐ろしい顔になっていたりする。アニメ版では白石にはパワハラに等しい仕打ちを与えることが多く[2]、徹底的に表裏の激しいアイドル(または性悪ぶりっ子そのもの)というキャラクターが強調されている。また、喫煙&飲酒疑惑があり(「桜藤祭」にいたっては、年齢詐称疑惑や白石みのるとの交際の噂までもが浮上していた。)、喫煙はオンエア後の音声と白石に灰皿を投げつけるシーンがあったことや、飲酒はカラオケボックスで茶色の飲み物(おそらくアルコール飲料)を飲んだ後に顔が紅潮していたことから察することが出来る。ただし、直接的描写が無い上に確証はないので、未成年のアイドルとしてのスキャンダルにはなっていない模様。 後述する学園祭でゲスト出演したことを契機に、ラジオ『らっきー☆ちゃんねる-陵桜学園放課後の机-』においては柊かがみ・つかさ姉妹とも関係をもち、あきらが頻繁に放課後の陵桜学園に遊びに来ている、という設定になっている。

『らき☆すた』[編集]

上記のようにスーパーアイドルという設定のためもあり、『らき☆すた』のキャラクターとの絡みは無い。

漫画版ではこなたとそうじろうの観るテレビの中の人物としてや『らき☆すた 萌えドリル』宣伝用の漫画(3巻の『萌えドリル』というタイトルの作品)ではゲームに登場するためとその特性もあり、1作のみであるがメインの4コマ漫画を描かれている。

巻末のおまけの漫画内などではこなたと絡んだ経験がある。その際、こなたから背が低いことを指摘されている(設定ではこなたの方が背は低い)。また、読者コーナー『らっきー☆ちゃんねる』『らっきー☆ぱらだいす』『超らっきー☆ちゃんねる』での関係から、『らっきー☆ぱらだいす』キャプテンであり『超らっきー☆ちゃんねる』ではあきらとともにキャプテンを務める桜庭ひかるとの巻末漫画での絡みも見られる。ちなみにひかるはあきらのことを「二等兵」(『らっきー☆ちゃんねる』キャプテンを降ろされ降格したことから)と呼ぶことがあり、一方あきらよりも先に本編に登場したひかるのことを「裏切り者」とあきらが呼ぶことがある。

アニメ版でも本編内への出演を試みるも、体調を崩したがために実寸大看板のみの登場になるなど、『らき☆すた』のキャラクターとの絡みは無く、看板も途中で破損している。その後、第24話で学園祭のゲストとして本編に登場している(白石との険悪な関係を見せるが)。

なお、こなたはあきらのファンであることが設定されている(「らき☆すた公式ガイドブック 陵桜学園入学案内書」より)ほか、こなたや柊姉妹などは上述のラジオ番組『らっきー☆ちゃんねる』の存在は知っているようである(特に柊姉妹などはかかさず聴いているようである)。

『らき☆すた 萌えドリル』[編集]

『らき☆すた』内でのスタンスが上記のようなものであるため、出現させることすら難しいレアキャラとなっていた。ただし、ゲーム版では、こなたたちとそれなりの面識はあるようである 。『真・らき☆すた萌えドリル 旅立ち』の方では普通に登場している(あきら編以外では、こなたから主役の座を奪おうとする形で)。萌えドリルではかなりのお人良しである。

『らき☆すた らき☆すた殺人事件』[編集]

小説版『らき☆すた らき☆すた殺人事件』では巻末の『らっきー☆ちゃんねる』コーナーにてアシスタントの白石みのるとともに登場。しかしアニメ版同様、本編には全く登場できなかった。そのため事件を解決する探偵役での本編進出を狙い、白石に対し無理難題(殺人事件を起こしてくるよう)を指示していた。

『らき☆すた らき☆すたオンライン』[編集]

小説版『らき☆すた らき☆すたオンライン』では『らき☆すた殺人事件』同様、巻末の『らっきー☆ちゃんねる』コーナーにてアシスタントの白石みのるとともに登場。やはり本編には未登場。前作のラストで作者を変えろと主張したにも関わらず、変わっていなかったので愚痴っていたが、エライ人の意向と知った途端態度を翻した。最後に今度こそ本編進出を狙うために、白石にゴトゥーザ様を呼んで来るよう指示した。

『あきらの野望』・『あきらの王国』内[編集]

原作同様に美水かがみによるサイドストーリー『あきらの野望』『あきらの王国』(コンプエース連載)では、主人公として登場。学校内での3人のクラスメイト(おおはら、なかたに、おとなしの3人。フルネームは不明)との会話で構成されている。

『らき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜』内[編集]

幕間の1コーナーを宮河姉妹の『あんらき☆しすた』に奪われたためか登場する出番がかなり少ない(これは白石にも言える)。

声優[編集]

『らき☆すた 萌えドリル』シリーズでは野中藍が、ラジオ版・アニメ版『らっきー☆ちゃんねる』および『陵桜学園 桜藤祭』では今野宏美が担当。どちらも原作の雰囲気を継承しつつ、原作では描かれない人物像を構築した。

あきらとしての販売物[編集]

三十路岬
三十路岬
詞:畑亜貴 曲:神前暁
『らき☆すた』第16話エンディング。CD版と初回限定のカセットテープ版が存在。
夢結びの雨
詞:畑亜貴 曲:神前暁
曖昧ネットだーりん
曖昧ネットだーりん
詞:畑亜貴 曲:神前暁
『らっきー☆ちゃんねる』オープニング。『こねらぶ☆みっしょん』とともに白石みのるとのコラボ。
こねらぶ☆みっしょん
詞:畑亜貴 曲:神前暁
『らっきー☆ちゃんねる』エンディング。「曖昧ネットだーりん」と同じく、白石とのコラボ作品。

脚注[編集]

  1. ただし4巻ではステーキ左利きの作法で食べており、また5巻のおまけ3において左手で筆記テストを受けていたりイラストを描いている。
  2. この横暴な扱いによる鬱憤でキレた白石が暴れ回る事態にも発展した。

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