佐々木彩夏

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佐々木 彩夏
佐々木 彩夏

佐々木 彩夏(ささき あやか、1996年6月11日 - )は、ももいろクローバーZのメンバー、女優である。グループにおけるイメージカラーはピンクで、愛称はあーりん

神奈川県出身。スターダストプロモーション所属。

人物像[編集]

佐々木 彩夏
佐々木 彩夏

現実的・客観的に物事を捉え、一定のモチベーションを保ち安定して仕事を遂行することが多いため、ファンからは「佐々木プロ」とも呼ばれる。書籍『Quick Japan(Vol. 119)』の特集で性格分析が行われ、エゴグラムにおいてA(合理的な大人の心)の要素が最も高く、精神的な成熟度が年齢以上に高いとされた。鑑定を行った精神科医の斎藤環筑波大学教授)は講評として「自分が置かれている立場やなすべきことなどを場面場面で的確に理解し、その実現に精神を集中できます。プロ意識が高く仕事には厳しく、自分なりのやり方にこだわります」と述べた。

同書では、地頭が良く向学心があることも指摘された。実際に高校時代は英語と数学が習熟度別で上のクラスに所属しており、テストの点数がクラス2位になったこともある。所属するももいろクローバーZのライブではMC(トークを回す役割)を担い、セットリスト(曲目)の構成やライブ全体の演出を担当したこともある。声がよく通り、観客に対して「盛り上がっていくぞ!!」などの力強い煽りをすることから、男らしいと評される。グループのマネージメントを行ってきた川上アキラは「芯も強いし、言い訳も絶対にしない」と述べている。また同グループのリーダー百田夏菜子は「ももクロで一番男前。滅多なことじゃ泣かないし、サバサバしてる」と評している。好きなアーティストは浜崎あゆみでコンサートに行くこともあり、演出や観客の煽り方など参考にしている部分も多い。

一方で「あーりん」の愛称で呼ばれるように、お茶目で愛嬌のある一面も見せる。本人いわく「あーりん」とは、子どもの頃に母親から教わった「上品でかわいらしく」という価値観をベースとした理想像であり、佐々木彩夏にとっての軸であるとしている。また、作り込んだキャラクターとは一線を画すとし、「いろんな顔をもっているっていうのは、かっこいいなって思う。かわいいのもできて、面白いのもできて、かっこいいのもできるっていうのは、私の目標だから」と述べている。

アイドルらしからぬパフォーマンスが評価されることが多いももいろクローバーZの中で、「ももクロのアイドル」というキャッチフレーズを持ちアイドル像を貫く。本人はアイドルの定義を「なんでもできる存在」だとしており、アイドルに対する偏見を払しょくして格を高めることにより、大人たちがアイドル好きを公言しやすいようにしたい、と述べている。小学生の頃の憧れは松浦亜弥。昭和のアイドルもリスペクトしており、松田聖子小泉今日子などのカバーを披露することがある。同じグループの有安杏果がヒップホップ的でダイナミックなダンスを得意とするのに対して、佐々木彩夏は幼少期に習っていたジャズダンスクラシックバレエがベースの美しく魅せるダンスを特徴とする。ももいろクローバーZやμ'sラブライブ!)の振り付け師である石川ゆみが「ダンスリーダー」「後継者」などと称したこともある。

美術館巡りが趣味であり、ヨハネス・フェルメールフィンセント・ファン・ゴッホ印象派の作品などを好む。フランスルーヴル美術館に行ったこともあり、好きな映画も『ローマの休日』である。

経歴・エピソード[編集]

佐々木 彩夏

名前の由来は、本人が産まれた当時「あやか」が一番人気の名前であったことから。両親がそれを基にどの様な漢字をあてるか考えた。一人っ子である。もしも妹がいたら、本人はHKT48の朝長美桜がふさわしそう。

小学1年生の時、ジュネス企画にスカウトされ芸能界入り。『おはスタ』に小学3年生から小学5年生まで『おはキッズ』としてレギュラー出演しガレッジセール大沢あかねらと共演。将来の夢を質問されると「トップアイドルになる」と宣言していた。当時から「あーりんだよぉ」という決めゼリフを繰り返しており「何回やるんだよ」とつっこまれたこともある。

小学5年生の時、現在の事務所に移籍。2008年5月に結成されたももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)に、同年11月23日飯田橋ラムラのライブで、早見あかり柏幸奈とともに加入(メンバーはグループ史上最多の9人となった)。キャッチフレーズは「ちょっぴりセクシーでおちゃめな、ももクロのアイドル」。加入当時は、「変顔」を見せることにも抵抗を示すほどであった。振付でコマネチを強要され、「やりたくない」と号泣したこともある。最終的に、ももクロはそういったことをするグループであることを理解し克服した。箱入り娘として育てられたため、母親から色々なことを禁止されていた時期がある(友達とカラオケに行くこと、プリクラを撮ること、漫画を読むこと、包丁・火を使って料理をすることなど)。

2012年8月、坂崎幸之助THE ALFEE)が主宰するフォークイベントにグループとして参加し、初めてソロでアコースティック楽器とのセッションに挑戦。佐々木彩夏は山口百恵の「秋桜」(こすもす)をカバーするも、大きく音を外すなどして歌いこなすことができなかった。本人は翌日のブログで謝罪するなど重く受け止め、後日インタビューでは「一曲しかない中で、いままで歌ったことのないジャンル、それも大先輩の歌を歌わせていただく、ということをもっと真剣に考えなくちゃいけなかった」と反省した。

同年11月、「秋桜」リベンジの機会も兼ね、グループ初のアコースティックライブが開催された(ももいろ夜ばなし第一夜「白秋」)。これに際して本人は、歌詞を読み込み登場人物の設定や物語の解釈を複数パターン熟考。自分なりにしっくりくるものを決めて曲との距離感を縮め、歌詞とコード進行の関係性も頭に入れてからボイストレーニングに臨み、万全の態勢で本番を迎えた。

この時のパフォーマンスが認められ、翌2013年の7月には「秋桜」の作者であるさだまさしのコンサートに、ゲストとして招待されることとなった(他のメンバーは伴わず)。ステージ上で、さだと「秋桜」をデュエットし、通算4000回となる区切りのソロコンサートに花を添えた。後日のインタビューでは最初の失敗を振り返り、「歌に対しての意識も変わったし、パフォーマンスに対する意識もあの日を境にあがりました」「力が足りてないから理想のレベルを落とすんじゃなくて、揺るがない理想に向かって、進んでいかなくちゃいけない」と述べた。

2014年1月、自宅で足にヒビが入るケガを負った。普段の生活に支障が出ない程度のものであったが、完治するまでの期間ライブでのダンスを控え、「あーりんロボ」と呼ばれるロボットのキャラクターに扮するなどしてステージに立っていた。足のヒビは程なく完治したが、同年4月、テレビ番組収録中の転倒が原因で左くるぶし付近を骨折した。なお、スタジオ内で肩を抱えられて運ばれた際には「痛いですけど、大丈夫です」と笑顔でスタッフに応対し、椅子を持ってこられても「大丈夫です」と言って立っていたというエピソードがある。骨折の治療中はグループのライブやソロの仕事は全て、車いすに乗って参加した。

ソロとしての仕事も増加し、2014年には『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』にて声優に挑戦、好物のシュークリームに関して語った内容が銀座コージーコーナーの特集記事にもなった。2015年には一年を通じて「最も輝いていた人」などに贈られる 日本ジュエリーベストドレッサー賞の特別賞を受賞することが発表された。

女優としての活動[編集]

子役として、CMなどへの出演歴がある。現在も、北川景子柴咲コウ竹内結子らを擁する芸能事務所スターダストプロモーションに所属しており、ももいろクローバーZの活動と並行して、かねてから演技レッスンを重ねてきている。

2015年には、踊る大捜査線シリーズで知られる本広克行監督の指名で、他のメンバー4人とともに映画『幕が上がる』での主演を果たした(加えて、2014年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華や、同年の日経トレンディにおいて「今年のヒット人」に選ばれた俳優・ムロツヨシらが出演)。2月28日公開、8月5日Blu-ray & DVD発売、各種動画サイトによる配信開始。

第40回報知映画賞ではメンバー5人の演技が認められ、特別賞が贈られた。

持ち歌[編集]

佐々木彩夏

山形 - 佐々木彩夏と高城れに(ももいろクローバーZ)による、「さくらんぼ」をテーマとしたユニット

  • 「私のアメリカンチェリー」 - 作詞・作曲:CHI-MEY、非音源化

ソロ活動[編集]

イベント[編集]

佐々木 彩夏
  • さだまさしソロコンサート4000回記念公演(2013年7月17日、日本武道館) - ゲストとして出演。以前カバーしたことのあった「秋桜(作詞・作曲:さだまさし)」を歌唱した。ライブアルバム『さだまさし 4000&4001 in 武道館』に収録。
  • 東京03 FROLIC A HOLIC ラブストーリー「取り返しのつかない姿」(2015年6月4日、赤坂ACTシアター) - お笑いコメディーライブにゲストとして出演。DVDで発売されている。
  • Quick Japan vol.119 side-S/side-A刊行記念スペシャル・トークショー 佐々木彩夏編/あーりん編(2015年6月11日、中野サンプラザ

バラエティ等[編集]

ドラマ[編集]

CM[編集]

映画[編集]

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書籍[編集]

広告[編集]

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その他[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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