ティアラ

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この項目では装飾品について説明しています。

  • ローマ教皇の宝冠(Papal Tiara)については教皇冠をご覧ください。
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ティアラTiara)は、頭頂部につける装飾品アクセサリー)。タイアーラともいう[1]

礼装とティアラ[編集]

ティアラは広義のクラウン(crown、)の一種である[1]。広義のクラウンには、ティアラのほかに、リース(wreath)、コロネット(coronet)、ミトラ(mitre)、ダイアデム(diadem)などを含む[1]

一方、礼装において、ティアラは狭い意味でのクラウンとは区別される。クラウンもティアラも礼装に用いられる装飾品であるが、クラウンは第一礼装用の装飾品である[2]。これに対してティアラは第二礼装用の装飾品である[3]。ティアラは西欧ではデミコロナル(半冠)とも称する[4]

第二礼装用のティアラは第一礼装用のクラウンとは異なり、装飾が前面(前頭部)のみのバンド型で後面には装飾を持たないという特徴がある[4][3]。したがって、横見がすっきりと格調高く仕上がるようなヘアデザインとの組み合わせが想定されている[3]。ティアラには後部に足と呼ばれる金具がついており、着用時には足の部分を髪かベールで隠す[3]

ティアラは西欧の王室や日本の皇室などで礼装に用いられることも多い[4]

古くから、女性皇族が成人になってティアラを作る場合、御用達技能者の数名が作品を献上し出来栄えによって選別したり、特定の業者が契約していた。競争原理を取り入れた近代においては、寛仁親王の次女瑶子女王のティアラ作成時から入札が始まり、秋篠宮の長女眞子内親王のティアラは、高級宝飾品などを扱う東京銀座の「和光」が落札した。秋篠宮の次女佳子内親王のティアラに関しては、2890万円の予算を計上し、初めてデザインを公募、「審査委員会」(審査委員は高階秀爾大原美術館館長、宮田亮平東京芸術大学長ら3人を予定)による協議の結果、ミキモトが制作業者に選定された[5]

ティアラは格調の高さや上品さから婚礼などのヘッドドレスとして人気がある[4]

現存するアンティーク・ジュエリーなどにおいては、裏の部品を着け外しすることによって、ネックレスブローチとして着用できるものも見られる。

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 石山彰 編『日英仏独対照服飾辞典』ダヴィッド社、1972年、197頁
  2. 横田富佐子『ブライダルコーディネイトをマスターする』女性モード社、2000年、34頁
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 横田富佐子『ブライダルコーディネイトをマスターする』女性モード社、2000年、35頁
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 横田富佐子『ブライダルコーディネイトをマスターする』女性モード社、2000年、32頁
  5. 讀賣新聞』(2013年6月26日)「佳子さまのティアラ、ミキモトが制作業者に決定

関連項目[編集]