ギャグマンガ日和

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ギャグマンガ日和』(ぎゃぐまんがびより)は増田こうすけ作のギャグ漫画、及びそのアニメ化作品である。漫画雑誌月刊少年ジャンプ」(集英社)に2000年1月号から休刊号となる2007年7月号まで、及び後継誌「ジャンプスクエア」2007年12月創刊号から連載。略称は「ギャグ日」「日和」。話数カウントは「第○幕」。


注意以降に核心部分が記述されています。

概要[編集]

非常にシュールなギャグやブラックユーモアを盛り込み、全体的にダウナーな印象を与える一話完結型のギャグ漫画である。正式名称には増田こうすけ劇場というサブタイトルがついている。

歴史的有名人をキャラクターとして起用したり、名作のパロディや語彙の豊富な台詞を用いたりする一方、安直なネーミングを用いる、登場人物の多くは友達がいない、卑屈な性格である、奇妙な青春を過ごしている、他の漫画では絶対に主人公になれないようなキャラクターを主人公に持ってくる、などの特色を持つ。

最初期は雑誌の最後の方に載るため人気がないのではないか、終わるのではないかという疑念を持っていたと作者は単行本で語っていたが、その後人気は急上昇、単行本の累計発行部数は300万部を超える「月刊少年ジャンプ」の看板作品となり、付録まで付くようになった。そして2002年ジャンプフェスタで製作されたアニメが大きな反響を呼び、2005年にはテレビアニメキッズステーションで放送され、2006年には第2弾、2008年には第三弾が放送された。また2008年の夏休みに全15回、冬休みに全3回のWEBラジオが配信された。

ジャンプショップでも、積極的に商品化が行われている。

週刊少年ジャンプ」や「Vジャンプ」などにも読み切りや短期集中連載として掲載される事があり、2007年6月の月刊少年ジャンプの休刊の際には「週刊少年ジャンプ」の2007年39号から一時的に連載が行われた。

作者が三重県出身であるため、三重の名前がよく出る。しかし特別三重県での物語は無い(なお、2007年10月から三重テレビでアニメが放映された時には、「原作者は三重県出身」と紹介されていた)。

部位や人の名称にサッカー選手の名前が使われることがある(イブラヒモビッチストイコビッチホン・ミョンボエムボマジーコガスコインなど)。

コミックスの背表紙は太子・マン郎君・アマンダさん・曽良猪八戒・うさみちゃん・芭蕉・ハリケーン準・ガリレオが飾っており、未だ太子の相方・小野妹子は載っていない。

キャラクター[編集]

ギャグマンガ日和の登場キャラクター (パロディ系) を参照

漫画[編集]

単行本[編集]

月刊連載であることに加え、元々掲載ページ数が少ないため1年に1冊ペースで発行されている。なおサブタイトルは本編の内容とは全く無関係である。

巻の1 ロサンゼルスのあばれ馬の巻
巻の2 最後の投げキッスの巻
巻の3 もう誰も信じないの巻
巻の4 やきいも大作戦の巻
巻の5 渚のハイソックスの巻
巻の6 よろしく! もつ鍋先生の巻
巻の7 屋根裏部屋のフランス人形の巻
巻の8 土俵際の無い物ねだりの巻
巻の9 パーマ忍法帳の巻

備考[編集]

  • 基本的に一話完結だが一話ごとの長さがまちまちであり、1~2話が一回分として載ったり、一つの話が前後編となる場合もある。
  • 題字はほとんどが作者の増田が手がけている。指で書いたり、筆を口にくわえて書くパターンもある。また増田の母親、担当が書いたこともある。
  • 単行本の目次の後に毎回前の巻のあらすじがのっているが、実際は本編とはまったく関係ない。あらすじに出てくる天才ピアニスト銀河進や暗黒王ジョンの小説が公式ファンブックに掲載された。

アニメ[編集]

ジャンプフェスタ2002版[編集]

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

テレビ[編集]

2005年よりキッズステーションにてアニメ放送開始、2007年10月から地上波の独立UHF局の一部での放送がスタート。なお、地上波放送では規制により音声の修正などが行われている。 第3期よりアニメ制作会社が変わり、一部キャラクターのキャストも変更された。

本作の録音は台本は作成されず原作のコミックスをそのまま台本として使用し、プレスコで行われている[1] 。なお、5分という尺に合わせるため取った声は息継ぎや一部のセリフをカットするなどの編集がされた上で使用されており、セリフがかなり早口になっていることが多い。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

  • うえだゆうじ(フィッシュ竹中、大林一郎、マッハ涼、三蔵法師、ハリケーン準、明男、エスパー乳毛、他、オープニングテーマヴォーカル)
  • 矢部雅史(煬帝、伊能忠敬、伊達政宗、ソードマスターヤマト、ルーニー荒川、マジック三井、ハリス、山川、おむすび君、孫悟空、平田平男、他)
  • 名塚佳織(3期小野妹子、松山愛、牛山サキ、ニャン美ちゃん、他)
  • 前田剛(聖徳太子、曽良、クマ吉くん、竹杉竹夫、萌やま萌まく郎、沙悟浄、ヒュースケン、2期夢野カケラ、他)
  • 竹本英史(1.2期小野妹子、サイアーク、他)
  • 内藤玲(松尾芭蕉、猪八戒、腹話術の二階堂、平田の師匠、3期夢野カケラ、他)
  • 長濱博史(ゴリアン)
  • 三瓶由布子(ラーメンの精、他)
  • 伊藤実華(フグ子、ダンサー、他)
  • 那須めぐみ(パオ美ちゃん、トオル君、他)
  • 佐藤なる美(うさみちゃん)
  • 江口寿史(対談コーナーに出演)

放映リスト[編集]

ギャグマンガ日和
話数 サブタイトル 演出
作画
原作
第1話 シール/シール2 音地正行 3巻32幕・4巻46幕
第2話 煬帝怒る 国書編 和田高明 3巻41幕
第3話 煬帝怒る 洛陽編
第4話 終末 そ〜とめこういちろう 6巻92幕
第5話 奥の細道 エピソードI 白井伸明 3巻35幕・66P
第6話 ハリスインパクト ビックリ大作戦 小関雅 5巻66幕
第7話 ハリスインパクト 乗り込み編
第8話 どっこいおむすび君
光速ライダー マッハ涼
和田高明
大地丙太郎
5巻196P~199P
6巻102幕
第9話 魔法少女誕生 田中将賀 4巻51幕
第10話 西遊記 ~旅の終わり~ そ〜とめこういちろう 5巻75幕
第11話 死んだ私は太陽にほえる
アンラッキーフレンズ
4巻特別編
5巻82幕
第12話 名探偵っスか!うさみちゃん
名探偵だもの!うさみちゃん
音地正行 3巻44幕・特別編
4巻48幕


ギャグマンガ日和2
話数 サブタイトル 演出 作画 原作
第1話 名探偵だぞえ!うさみちゃん かどともあき 7巻129幕
第2話 来ないよ! 家庭教師 音地正行 6巻特別編
第3話 聖徳太子の楽しい木造建築 広川和之 小田嶋俊 4巻49幕
第4話 ネコちゃんの腹筋/5つ子大家族 日向正樹 7巻111幕・116幕
第5話 がんばれ浦島太郎 そ〜とめこういちろう 筒井あい子
戸田英一
5巻71幕
第6話 ソードマスターヤマト
(誤植編/完結編)
金沢美愛/大下知之
山本浩代/後藤聡宏
長谷川一生
5巻85幕
第7話 五月雨をあつめて早し最上川 よこた和 5巻83幕
第8話 明男~この胸の中にまだ生きている~
さよならおじいちゃん
音地正行 5巻78幕・88幕
第9話 眼帯 ―真桃太郎―
一休さん/禁断のカナダジャレBEST5
かどともあき 2巻28幕
5巻74幕/7巻6P
第10話 マンガ専門学校伝説ハリケーン準 金子秀一 8巻142幕
第11話 黒登山 馬越嘉彦 馬越嘉彦
西位輝実
馬場充子
2巻17幕
第12話 ラヴ江 長濱博史 3巻36幕
ギャグマンガ日和3
話数 サブタイトル 演出 作画 原作
第1話 平田の世界/名探偵と言えば!うさみちゃん かどともあき 5巻69幕・スーパードリル
第2話 アカトンボのふしぎ/名探偵だぞえ!うさみちゃん 和田高明 2巻11幕・7巻129幕
第3話 聖徳1週間 小山和弘 4巻62幕
第4話 すばらしきヨガ/名探偵かしら!うさみちゃん 南伸一郎 6巻95幕・7巻特別編
第5話 伊能忠敬の歩み 小島正士 8巻131幕
第6話 ララ美リアリティ/聖徳なぞなぞ傑作選 五月女有作 水谷麻美子 9巻166幕・8巻176P
第7話 フォーエバーハンターMASUDA
超合体戦士サンゴッドVオープニングテーマ
臼田美夫 6巻特別編
8巻150幕
第8話 恋の季節!!キューピッド君 わたなべひろし 8巻147幕
第9話 心温まる東北の旅 ノンストップ松尾芭蕉 橋本英樹 7巻125幕
第10話 決めろ!!キラメキシュート -涙の方向転換篇- よこた和 8巻135幕
第11話 スケバン探偵 前編 秋山由樹子 175幕・主題歌集
第12話 スケバン探偵 後編/聖徳なぞなぞ傑作選2 廣川集一 金沢美愛
斎藤博子

主題歌[編集]

  • オープニング曲
  1. アタック! ギャグマンガ日和』(歌:うえだゆうじ、作詞:増田こうすけ、作曲:山本はるきち)
    作詞は作者が手がけた(1番と2番の間のセリフ以外)が、作風を反映し漫画本編とまるで関係がない。1番の前半ではバレー漫画ではないのにバレーを扱い、後半では一転して誰にでも共通することを歌詞にしている。また、2番前半では相撲力士の気持ちを、後半は根暗のことを歌詞にしているなど、脈絡がなくシュールである。OPアニメは4巻収録の「東京」をそのまま使用。ラストで急に実写になり車やチーターが出るシーンは「ジャポニカ学習帳」をイメージしている。
    うえだの悶えるようなヴォーカルと奇妙かつ軽快なメロディーがファンの間で人気が高い。なお名塚佳織が歌うバージョンも存在する。
  2. オアフ! ハワイ日和』(歌:うえだゆうじ・名塚佳織(コーラス部分)、作詞:増田こうすけ、作曲:山本はるきち)
    5話までは映像が(仮)となっており、監督自らが描いた実写背景との合成アニメーションだった(DVDには収録されていない)。
    6話からOPアニメが2巻収録の「はじめようモッヂボール」をそのまま使用する形に変更。前作同様、ラストで急に実写となる。
    「増田こうすけ作詞」となっているが、彼の原案を微妙に変えて使用し、セリフの付け加えも行われている。
  3. ボディライン』(歌:うえだゆうじ、作詞:増田こうすけ、作曲:山本はるきち)
    OPの最初に出てくる松尾芭蕉の顔と曲のイントロ、最後に出てくる裸の中年男性のポーズと歌詞の最後の「ギャグマンガ日和」の読みの部分は、アニメ『鉄腕アトム』の第一作のOPのパロディとなっている。尚、今まで通りOPでは実写とアニメの融合を行っているが、アニメの絵が最初と最後以外、実写の背景の上に線のみで描かれている。第6話までは、歌詞が表示されていなかった。歌詞とスタッフのクレジットは手書きのような書体となっている。
  • エンディング曲
    ハッピーエンディング』(歌:冠徹弥、作詞、作曲:山本はるきち)
    EDアニメは毎回変わる。また原作のみのキャラも登場。名塚佳織の連続写真などキャストが出演する事もあった。なお山本の「作詞」となっているが、実際はスキャットである。

サウンドトラック[編集]

『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 サウンドコレクション』が2006年12月8日に発売され、放送では聞くことの出来なかった曲が収録されている。さらに増田こうすけ書き下ろしのオープニング・フルバージョンも追加された。また『TVアニメ ギャグマンガ日和3 主題歌集』が2008年5月21日に発売、『ギャグマンガ日和3 スーパーサウンド全集』が2008年7月9日に発売されている。

放送局[編集]

注意:この項目・一覧は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。
放送局 放送期間 放送時間 備考
KIDS STATION 2005年2006年2008年
MUSIC ON! TV 2006年8月4日 - 10月20日 金曜 24時55分 - 25時00分 エンディングはカットして放送
KBS京都 2007年10月3日 - 水曜 22時54分 - 22時59分 1話ずつ放送、地上デジタルでは16:9サイズでの放送
三重テレビ 2007年10月3日 - 12月19日
2008年4月2日 - 6月19日
水曜 23時10分 - 23時25分(- 4月30日)
木曜 23時10分 - 23時25分(5月8日 -)
2話ずつ放送
チバテレビ 2007年10月7日 - 2008年1月6日
2008年4月5日 - 2008年6月21日 -
日曜 18時15分 - 18時30分(- 1月6日)
土曜 18時15分 - 18時30分(4月5日 -)
tvk地上波幹事局) 2007年10月7日 - 2008年6月22日
2008年7月2日 - 2008年10月1日
日曜 18時20分 - 18時25分( - 6月22日)
水曜 24時00分 - 24時07分 (7月2日 - )
1話ずつ放送
水曜深夜に移動してからは
第1~第3シリーズの作品をチョイスして再放送
テレ玉 2006年7月 - 9月 火曜 21時45分 - 22時00分 2話ずつ放送

DVD初回封入特典[編集]

  • 第一弾上巻「ぐったりマーフィー君人形」(以前応募者プレゼントでも賞品になった)
  • 第一弾下巻「うさみちゃんアイピロー」
  • 第二弾上巻「クマ吉君ミ~ニミニ座布団」
  • 第二弾下巻「ラヴ江愛の暴走マスコット」
  • 第三弾上巻「太子のアレ ペットボトルホルダー」
  • 第三弾下巻「クマ吉くんめざまし時計」

アニメについての備考[編集]

  • 出血の描写があるが、ギャグマンガ日和2の『聖徳太子の楽しい木造建築』までは血の色が黒かった。だが、『ネコちゃんの腹筋/5つ子大家族』のなかの「5つ子大家族」からは、血の色が赤くなっている。ギャグマンガ日和3の『平田の世界』で、血の色が今までどおりの黒に戻った。しかし『すばらしきヨガ/名探偵かしら!うさみちゃん』では血が再び赤色になっていた。

WEBラジオ[編集]

2008年8月4日 - 22日にかけてアニメイトTVにて『夏休みだよ!ギャグマンガ日和』を配信。当初は配信期間は3週間の限定であったが、好評に付10月6日まで延長となっている。キャラクターとしてのパーソナリティは週代わりだが、演じる声優としては前田剛は全回に出演している。また、2008年12月には『冬休みだよ!ギャグマンガ日和』が配信。2009年2月27日にラジオCD発売。

夏休みだよ!ギャグマンガ日和[編集]

パーソナリティ[編集]

  • 聖徳太子・小野妹子(4日 - 8日)
  • ハリス・ヒュースケン(11日 - 15日)
  • 芭蕉・曽良(18日 - 22日)
  • うさみ・クマ吉(随時)

冬休みだよ!ギャグマンガ日和[編集]

パーソナリティ[編集]

  • うえだゆうじ
  • 矢部雅史
  • 前田剛
  • 内藤玲


脚注[編集]

  1. キッズステーションサイト内ギャグマンガ日和2 - キャストインタビュー

外部リンク[編集]