あいテレビ

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あいテレビ
英名i-Television,Inc.
放送対象地域愛媛県
キー局
ニュース系列JNN
番組供給系列TBSネットワーク
略称ITV
愛称あいテレビ
呼出符号JOEH
呼出名称あいテレビ(デジタルテレビジョン)
開局日1992年10月1日
本社〒790-8529 愛媛県
松山市竹原町一丁目5番地25
演奏所本社と同じ
アナログ親局松山 29ch
ガイドチャンネル29ch
リモコンキーID6
デジタル親局松山 21
主なアナログ中継局#テレビ放送所を参照
主なデジタル中継局#デジタル放送を参照
公式サイトあいテレビは6チャンネル
特記事項:
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株式会社あいテレビ
i-TELEVISION INC.
種類 株式会社
市場情報
略称
本社所在地 日本の旗 日本 
愛媛県松山市竹原町一丁目5番地25
電話番号
設立 1991年(平成3年)7月3日
(株式会社伊予テレビ)
業種 情報・通信業
事業内容 放送法によるテレビジョン放送
代表者 竹﨑 秀夫(代表取締役社長)
資本金 40億円
売上高 38億9,459万0千円(2008年3月期)
総資産 51億6,003万3千円
(2008年3月31日現在)
従業員数 58人(2008年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 (株)東京放送ホールディングス 8.96%
(株)毎日新聞社 7.50%
(株)愛媛新聞社 5.00%
(2008年3月31日現在)
主要子会社
関係する人物 三浦保(初代社長)
外部リンク www.itv6.jp
特記事項:

株式会社あいテレビ(英文名称:i-TELEVISION INC.)は愛媛県放送対象地域とする民間放送局である。JNN系列の最後発テレビ局として1992年10月1日に開局した。開局当初の正式な社名は「株式会社伊予テレビ (Iyo Television INC.)」だったが、略称のITV (Iyo TV) からもじった愛称「あいテレビ」が県民に浸透し、現在は正式社名になっている。

四国に本社を置くJNN系列局ではテレビ高知(KUTV)に次いで2番目に開局した[1]

愛媛新聞毎日新聞と親密な関係にある。創業者は初代社長で、三浦工業創始者の三浦保

本社・支社・支局所在地[編集]

沿革[編集]

  • 1991年(平成 3年)4月26日 - テレビ予備免許
  • 1991年(平成 3年)7月3日 - 株式会社伊予テレビ設立
  • 1992年(平成 4年)10月1日 - テレビ開局(秋田朝日放送と同日)
  • 2002年(平成14年)10月1日 - 開局10周年。商号を株式会社あいテレビに変更。
  • 2006年(平成18年)6月12日 - デジタルマスター(東芝製)へ更新。(「セントラルキャスティング方式」により、広島の中国放送に共同設置)
  • 2006年(平成18年)6月21日 - 地上デジタル放送、放送局ID付与による試験放送開始
  • 2006年(平成18年)10月1日 - 地上デジタル放送開始。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - アナログ放送終了。
  • 2012年(平成24年)4月1日 - 『ラブ・ユー キャラクター』に替わる新マスコットキャラクター『ろっくん』を採用。局ロゴも小文字の略称新デザインロゴを新たに採用。
  • 2012年(平成24年)10月1日 - 開局20周年。
  • 2013年(平成25年)9月30日 - デジタルマスター(東芝製)を松山の本社内に再設置し、中国放送とのセントラルキャスティングでの番組送出を解消。

愛媛県内でのネットワークの移り変わり[編集]

  • 1992年(平成 4年)10月1日 - TBS系列局として開局した。JNNに加盟したが愛媛県の民放で正式加盟は当局が初である。
    • 開局時移行された割合は南海放送=7:テレビ愛媛=3。
    • ニュース番組は朝の枠は南海放送が1987年3月27日に『JNN8時のニュース』が終了して以来愛媛県では2年ぶり[2]、昼・夕方の枠は1966年(昭和41年)4月1日南海放送がNNN発足と同時に加盟したことにより番組販売での昼の『JNNニュース』・『JNNニュースコープ』のネットを解消して以来26年6ヶ月ぶりの再開。早朝・最終便は新規ネット開始である。
    • なお、開局時には一部のテレビ朝日の番組が南海放送から移行されていた。
    • また、会社発足当初、TBS系列とテレビ朝日系列のクロスネット局で開局する予定で作業が進められていた。しかし、
      1. クロスネット局になることで、系列局以外にニュース素材を流してはいけないJNN排他協定に触れること。
      2. 筆頭株主がTBSであったこと。
      3. 第4局(1995年(平成7年)4月1日開局の愛媛朝日テレビ(テレビ朝日系列))開局のためのチャンネルが割り当てられたこと。
    以上の理由から、TBS系列での開局になった。TBS系として現在一番新しい系列局であり、筆記体ロゴ時代のTBSの番組を同時放送していない唯一の局である。
  • 1993年(平成 5年) 4月1日 - 南海放送から『サンデーモーニング』が移行される。
  • 1993年(平成 5年)10月1日 - 南海放送から『すてきな出逢い いい朝8時』が移行され同局からの移行が完了。
  • 1995年(平成 7年) 4月1日 - 愛媛朝日テレビの開局により一部ネットしていたテレビ朝日の番組が姿を消す。
  • テレビ東京(TX)制作のドラマ番組が、日中・深夜のローカル帯を活用したテープネット(スポンサーは全て独自のものに差し替え)ではあるものの、数多く放送されている。
  • 特に、2007年(平成19年)春の改編以降、これまでの旧『水曜ミステリー9』(水曜21時枠で放送されていた2時間サスペンス番組)に加えて、『ドラマ24』(現在は休止中)、金曜連続時代劇『逃亡者 おりん』(5月-6月。2008年の大晦日には2時間SPの2作品も3ヵ月遅れで放送。ただし、以後の金曜時代劇作品は未ネット)の放送が相次いでスタート。TX系で放送中の(もしくは放送されていた)ドラマ番組がほぼ全てがあいテレビで遅れネットされるようになった。
  • TX側が経費削減を目的にドラマ枠の減枠を決定した2009年春以降もTXからのドラマ番組の購入を継続している放送局は愛媛県内ではこの局のみであり、TXでサスペンスドラマの放送が不定期化された2009年春以降、これまでは原則的に未ネット扱いだった『ドラマスペシャル』作品(改編期用に製作されている非サスペンス系の単発特番)がサスペンス作品の代替番組として放送される頻度が増えている。

主要株主 (2005年9月30日現在)[編集]

テレビ放送所[編集]

デジタル放送[編集]

リモコンキーID 6[3]

  • 松山 JOEH-DTV 21ch 1kW
  • 新居浜 49ch
  • 川之江 49ch
  • 宇和島 21ch
  • 伊予中山 21ch
  • 宇和石城 23ch
  • 八幡浜 47ch

アナログ放送(2011年7月24日に終了)[編集]

局名の後に◎印が付く12局は、1992年の開局当初から放送を実施している送信所および中継局である。ただし、城北・川之江・菊間・宇和島の各局は、後のアナアナ変換により送信チャンネルが変更されている。愛媛朝日テレビと同様に、在松先発民放2局(RNB南海放送、 EBCテレビ愛媛)と比べて中継局が少なく愛媛県内でも山間部を中心に難視聴地域が少なくない。この場合でもケーブルテレビでは視聴可能である。

また、内子中継局は2005年ごろに開局しており、これまでは広島のRCC中国放送を視聴していたという。

中予地方

松山市

  • 松山◎ JOEH-TV 29ch 10kW(送信所:伊予市
  • 城北◎ 32ch 10W
  • 北条 61ch 10W
  • 松山祝谷 48ch 0.1W

東温市

  • 川内 51ch 10W

伊予市

  • 中山◎ 22ch 30W

(上浮穴郡久万高原町

  • 久万 57ch 30W
  • 美川 37ch 30W
  • 久万菅生 50ch 0.1W
東予地方

新居浜市

  • 新居浜◎ 27ch 1kW
    新居浜(補完波) 16ch 200W

四国中央市

  • 川之江◎ 26ch 30W

今治市

  • 菊間◎ 50ch 100W
  • 唐子台 62ch 1W
  • 朝倉 19ch 0.1W

(越智郡上島町

  • 岩城小漕 45ch 0.1W
南予地方

宇和島市

  • 宇和島◎ 25ch 500W
  • 津島 39ch 10W
  • 宇和島保手 49ch 0.1W
  • 宇和島下高串 41ch 0.1W
  • 宇和島高光 60ch 0.1W
  • 宇和島保田 41ch 0.1W
  • 津島嵐 38ch 0.1W
  • 津島横浦 38ch 0.1W
  • 津島塩定 44ch 0.1W
  • 吉田立目 50ch 0.1W
  • 吉田中ノ浦 58ch 0.1W

大洲市

  • 大洲◎ 42ch 100W
  • 大洲野佐来 53ch 0.1W

(喜多郡内子町

  • 内子 60ch 30W

八幡浜市

  • 八幡浜◎ 23ch 100W
  • 保内喜木 39ch 0.1W

西予市

  • 宇和 38ch 10W
  • 石城◎ 31ch 10W
  • 城川 39ch 10W
  • 宇和正信 59ch 0.1W

(北宇和郡鬼北町

  • 日吉 54ch 10W

(南宇和郡愛南町

  • 南宇和◎ 26ch 100W
  • 由良◎ 46ch 10W

時刻出し[編集]

  • 開局から、デジタルマスター更新までは角ばった機械的なフォント、更新後は、アナ・デジともに平成角ゴシックの数字フォントを使用。(デジタルはサイマル試験放送時より)
  • 朝の番組で天気ループを表示しているが、全国的に見てもかなり大きいものを使っている。(3時間ごとの天気・予想気温・降水確率を一緒にしたもの)

オープニング・クロージング[編集]

オープニング

  • 1992年開局から1995年6月30日まで
    • 「Good Morning」の文字が横にスライドされる→少女の顔のアップがスライドされ、片方の目に「あ」、もう片方の目に「い」のテロップが表示される→その女性が草原やあいテレビ社内を走っていたり、横に回転したりする映像→草原に立っている少女をバックに、手前から社名ロゴとコールサインが出て、エコーのかかった「JOEH-TV」のナレーションで終了。
  • 1995年7月1日〜2010年3月31日まで
    • 窓→外→本社通過→最後に「ITV あいテレビ」とロゴが出る。その後、歌を流す。またオープニングは終夜放送が無い時の放送日に流れる。終夜放送がある時は無し。
  • 2010年4月1日〜現在
    • 画面中央にあいテレビのロゴが書かれてる1枚絵(静止画)。表示後は歌詞付きの歌を流す。これもまたオープニングは終夜放送が無い時の放送日に流れており、終夜放送がある時は放送されない。

クロージング

  • 1992年開局から2003年11月30日まで
    • ITVの文字のCG→夜景の写真をバックにCH紹介→「明日もお楽しみに」の字幕→最後に「Good Night」のテロップが出る。その後、カラーバーを流す。
  • 2003年12月1日〜現在
    • フェンスと看板にJOEH-TV(デジタル放送はJOEH-DTV) あいテレビと張り紙がある静止画。また2007年4月より終夜放送を実施している。また終夜放送(TBSニュースバード)開始前にブランクが生じるときや、休止時にクロージングが放送される。終夜放送が無い時は「本日のニュースバードは休止します」とテロップが上部に出る。その後、カラーバー(信号音付き)を流す。

情報カメラ設置ポイント[編集]

  • 松山市
    • あいテレビ本社※HD
    • 松山空港(NHKを含め、県内TV局で初の空港内設置)

以前設置してあった場所

主なテレビ番組[編集]

自主制作番組[編集]

現在[編集]

過去[編集]

  • あい愛フィッシング(『すてきな出逢い いい朝8時』がRNBへのネットを暫定的に継続したため、当初は同番組の枠で放送)
  • 特盛鴻上丼
  • ハナマル調査団(1995.10-1999.03)
  • ハナマルセブン(1999.04-2002.03)
  • らくごはん(2002.04-2003.03)
  • パワサタ!(2003.04-2005.03)
  • しんばん
  • らくガキ!(2000.11-2004.03)
  • らく道楽(2004.04-2005.03)
  • i Music Count Down(火曜21:54-22:00)
岡山放送(2006年9月までは山陽放送)、高知さんさんテレビ四国放送にもネット。
etc.

TBS系列制作番組(全国ネットを除く)[編集]

現在[編集]

他系列番組[編集]

現在[編集]

テレビ東京系発

独立U局


過去[編集]

テレビ東京系

フジテレビ系

  • キティズパーティーテレビ大分制作)
    • テレビ大分は日本テレビ系にも属するが、この番組をネットした局の大半はフジテレビ系だった。本来ならEBCまたはRNBで放送されるのが自然だが、番組販売扱いで放送。

テレビ朝日系(愛媛朝日テレビ開局まで)

独立U局

  • BLACK LAGOON(木曜25:55-26:25)
  • BLACK LAGOON The Second Barrage(上記時刻)

THE WORKS(制作会社)

ITVドラマランド枠で2話ずつのベルト放送(2007年1月)。

開局時にRNBから移行してきたTBS系列の番組[編集]

開局後もRNBで放送を継続し、後にITVに移行されたTBS系列の番組[編集]

開局時にEBCから移行してきたTBS系列の番組[編集]

アナウンサー[編集]

男性[編集]

女性[編集]

過去在籍したアナウンサー[編集]

男性

女性

セントラルキャスティング方式による番組配信[編集]

あいテレビでは、2006年6月から2013年9月まで「セントラルキャスティング方式」による番組配信を行っていた。

セントラルキャスティング方式とは、例えば日本を各ブロックごと(東北、中・四国、九州など)に分け、その地域ブロック内で親局を決め、系列局間のネット番組やCMの送り出しを親局で一括管理するという方式。キー局であるTBSがこの方式をJNN各局に呼びかけたところ、広島の中国放送 (RCC)とあいテレビがこれに応じ、実現したものである。

この2社の場合、RCCを親局と位置づけた上で、これまで自社に設置していた番組配信マスターやCMバンクをRCC社内に新たに共同で設置し運営していこうというものである。

具体的には、キー局などからのネット番組は必ずRCCを経由して松山へ、またあいテレビからの番組素材やCMは、いったんRCCに送りマスターに編成された後、再び松山に戻してから愛媛県内の放送電波に乗せる。マスター管理業務が省略される分コストが削減され、自社番組制作や編成に注力できるといった利点がある。

RCCにマスターがあるからといって2社が全く同じ番組を編成する必要はなく、自社制作の番組などはこれまで通り適宜編成できる一方、ローカルの番組素材が一度瀬戸内海を往復することなどから、緊急時の対応の遅れを心配する声もある。

しかしながら、平成新局で、JNN系列で最後発局のあいテレビの経営基盤が他局に比べ脆弱なため、自社でのデジタル化更新は困難であること[4]、一方のRCCは中・四国地方でも有数の老舗局であると同時にあいテレビの「台所事情」を理解していたこと、これら利害の一致が今回の2社共同運用に至った大きな理由とされている。

地上デジタル放送開始に向け、県内他社をはじめ全国のほとんどの地上波テレビ局は自社によるデジタル化更新を進めたため、この方式は全国初かつ、あいテレビとRCCによる「全国唯一」の方式であった。

この時、TBSは山陽放送(RSK)・山陰放送(BSS)・テレビ山口(tys)・テレビ高知(KUTV)もRCCとのセントラルキャスティング対象に考えていたが、RSKは香川県もエリアにしていること、BSSは系列局がないテレビ朝日との遅れネットがあること、tysもかつてFNSに加盟していた関係でフジテレビ系の遅れネットがある事(場合によっては同時ネットの復活もあり得る)、KUTVは距離的な問題(太平洋側に面している)等の事情があり、自社での技術維持・緊急時の対応等から難色を示したため、参加しなかった。この時、tysはネット保証金を減額されたという。

もっとも、山口県は分野によっては「九州」に括られることも多く、tys自身も以前は九州・沖縄地区のJNN系列局の集まり「e-JNN」に参加していた。「e-JNN」の中心局であるRKB毎日放送 (RKB) はRCCよりも大規模な局で、JNNの基幹局のひとつでもあるだけに、TBSの独断だけでは決められないのが現状である。地元新聞社と結びついた古参局が多いJNNならではの特殊事情とも言える(RKB・tys共に毎日新聞社が大株主であり、なおかつ山口県は福岡県と同様に西部本社エリア。またtysはフジサンケイグループとも資本関係がある)。tysはJNNでは前述の通り九州との結びつきが強いが、かつて加盟していたFNSでは、九州とは関係が薄く、中国地方との関係が強かった。これはtysが九州地方のFNS系列局と異なり、西日本新聞との関係が薄かったという事情もある。

このシステムはNTTコミュニケーションズの専用線サービス『ギガストリーム』を使用していた[5]

しかし、この運用を開始して程なく、NTTがデジタル回線の回線使用料を固定化したことにより、コスト削減のメリットがなくなってしまい、他県の系列局にマスターが存在するというデメリットのみが残ってしまった。こうした流れを踏まえ、あいテレビ側がこのデメリットを解消することなどを理由として、本社内にデジタルマスターを設置、稼働した(2013年9月30日から)。

こうして、全国初であり、なおかつ全国唯一であったこの「セントラルキャスティング方式」は、7年3か月で終了した。


開局前後の諸問題[編集]

クロスネット構想[編集]

雑誌『ラジオの製作』(電波新聞社、事実上廃刊)のバックナンバーによると、あいテレビ(開局当初の正式社名は伊予テレビ)は、経営の運営主体はTBS(現:東京放送ホールディングス)が中心となり、ネットワークはテレビ朝日系列のANNの番組を主体にTBS系列のJNNとのクロスネットにする予定になっていた。

しかし、ニュースに関する運営方針の食い違いから、最終的にはTBS(JNN)系列として開局することになった。背景には「ネットワーク加盟局が全国ネットのニュース番組を必ず同時刻で放送して、ニュース映像を他系列局に配信してはいけない」という、いわゆるJNN協定(通称JNN排他協定)があったことと、1995年に開局したテレビ朝日系列(ANN)の愛媛朝日テレビに対する周波数が割り当てられる予定があったためと見られている。

開局後の番組ネット[編集]

あいテレビが開局した1992年10月、これまで南海放送テレビ愛媛で番組販売扱いでネットされていたTBS系列番組の大半が、あいテレビに移行したが、『すてきな出逢い いい朝8時』(MBS制作)と『関口宏のサンデーモーニング』(TBS制作)の生放送の情報・ニュース番組と、『地球ZIG ZAG』(MBS制作)の計3本が、スポンサーの事情で南海放送でのネットが継続されることになった。

これに伴い、ネット枠はテレビ東京や自社制作の番組で穴を埋める事態となったが、1年後の1993年10月までに『いい朝8時』『サンデーモーニング』『地球ZIG ZAG』の各番組も、あいテレビに移行した。また、愛媛県ではあいテレビ開局まで『JNNニュース』は南海放送でネットしていた。

なお、テレビ朝日系の番組は『美少女戦士セーラームーン』(アニメ版)と『タモリ倶楽部』を愛媛朝日テレビが開局する1995年ごろまで放送していた。

愛媛県におけるTBS系フルネット局としての位置づけは現在も不変であるが、ここ数年ドラマ・紀行番組を中心にテレビ東京からのテープ購入が大幅に増えているため、日中・深夜(ローカルセールス枠)の編成に限れば前出の「クロスネット構想」を彷彿させる独自色の強いものとなっている[6]

2001年頃までは金曜深夜に深夜アニメ枠が存在したが、現在は深夜アニメはほとんど放映されていない。

NHKの拠点局を有する地域で唯一、『みのもんたの朝ズバッ!』が5:55からの飛び乗り放送となっている。

その他の愛媛県の放送局[編集]

脚注[編集]

  1. 山陽放送(RSK)は中国地方岡山県に本社を置いているが、四国地方の香川県も放送対象地域に含まれているため、四国地区のJNN系列局では実質3番目の開局ともいえる。
  2. ただし、厳密にはニュースが朝ワイド番組の内包コーナーとなり「JNN」の冠が無くなったためで、ニュースコーナーのネット自体はあいテレビ開局まで継続していた。
  3. NHKの拠点局を有する都道府県の系列局で唯一、リモコンキーIDがTBSなどと同じ6に設定されている。松山市近郊ではNHK(アナログ)総合のチャンネル番号、新居浜市近郊では南海放送のチャンネル番号でもあるため、アナログ放送では6にプリセットされることは全県的に少なかった(平成新局で系列キー局と異なるリモコンキーIDを設定している局はない)。
  4. デジタル化の費用捻出のため、本社屋の所有権をTBSの子会社「TBS会館」に売却している。
  5. 専用線「ギガストリーム」(導入事例|中国放送様/あいテレビ様)|NTT Com 法人のお客さま
  6. 全日帯で見ると、南海放送がアニメなどをネットしているため、現在は基本RNB(アニメ・ドキュメンタリー〔ガイアの夜明け〕・旅番組〔いい旅・夢気分〕中心)・iTV(ドラマ等中心。他に田舎に泊まろうなども)・EBC(モヤモヤさまぁ〜ず2などバラエティ中心)を中心に分配され、その他一部をeatがネットしているような配分である

外部リンク[編集]

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