西高島平駅

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西高島平駅(にしたかしまだいらえき)は、東京都板橋区高島平六丁目にある、東京都交通局都営地下鉄三田線駅番号I 27。三田線の終着駅

概要

計画中の仮名称は笹目橋駅(ささめばしえき)、開通時は高島平○丁目という駅名が検討されていた。現在の駅名は高島平駅より西にあるために付けられた。新高島平駅も同日開業。都営地下鉄の駅では最北端で、東京の地下鉄全体で最北端に位置する駅である。

元々、三田線は高島平駅(当時は志村駅)から東武東上線和光市駅(計画時は大和町駅〈やまとまちえき〉)に連絡し相互乗り入れをする予定だったため、当駅は東武鉄道が建設する予定であった。しかし、同社が有楽町線の延伸・相互乗り入れを優先したため取り消され、運輸省(現・国土交通省)の調停により高島平 - 当駅間の免許は東武鉄道から東京都に譲渡されたので、東京都によって建設された。

当駅から埼玉県方面に延伸する構想もあったが、諸事情により実現に至っていない。詳しくは都営地下鉄三田線#建設経緯を参照のこと。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線の高架駅ホームゲートが設置されている。

ホームから改札階へは階段エスカレータが設置されており、最近になってエレベーターも設置された。これらの駅構造は全体的に隣の新高島平駅とよく似ている。

当駅は終着駅であり、電車はすべて折り返している。昼間など運転本数の少ない時間帯は平日は2番線、土曜・休日は1番線のみを使って折り返すので、使用されないホームのエスカレータなどが停止していることもある。また、ホームだけでなくコンコースにも発車標が設置されているが、どちらかのホームから発車する時間帯の場合、どの番線から発車する案内がスクロールで表示される。

三田線はワンマン運転を行っており、発車する際に独自のサイン音が鳴るが、当駅ではサイン音が鳴る前に駅からの発車ベルが鳴る。

のりば

番線 路線 行先
1・2 I 都営三田線 巣鴨白金高輪目黒東急線方面

利用状況

2012年度の1日平均乗降人員は12,147人(乗車人員 6,187人、降車人員 5,960人)である[1]

ここ数年は、1日平均乗降人員が概ね12,000人前後で横ばい傾向にある。すぐ近くが埼玉県になっているので、戸田市和光市からの利用も可能である。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員推移[2]
年度 1日平均
乗降人員[3]
1日平均
乗車人員[4]
1990年(平成02年) 6,318
1991年(平成03年) 6,702
1992年(平成04年) 6,866
1993年(平成05年) 6,800
1994年(平成06年) 6,797
1995年(平成07年) 6,634
1996年(平成08年) 6,545
1997年(平成09年) 6,512
1998年(平成10年) 6,556
1999年(平成11年) 6,358
2000年(平成12年) 6,315
2001年(平成13年) 6,323
2002年(平成14年) 6,299
2003年(平成15年) 12,054 6,282
2004年(平成16年) 11,999 6,242
2005年(平成17年) 6,229
2006年(平成18年) 12,109 6,285
2007年(平成19年) 12,211 6,321
2008年(平成20年) 12,086 6,221
2009年(平成21年) 11,988 6,132
2010年(平成22年) 11,993 6,119
2011年(平成23年) 12,048 6,160
2012年(平成24年) 12,147 6,187

駅周辺

バス路線

国際興業バス[1]が運行している。以下の2つの停留所が当駅より利用できる。

西高島平駅

  • 高01 - 高島平操車場行/成増駅北口行

笹目橋

  • 増14 - 成増駅北口行/下笹目行

その他

  • 1990年代末期まで、ホームに「定期券は高島平駅でお求め下さい」という案内看板が設置されていた。現在では定期券発売機能を備えた自動券売機が設置されているため、当駅で定期券が購入できる。発売されるのは磁気定期券のみだったが、PASMO定期券も購入可能になった。

隣の駅

東京都交通局
I 都営三田線
新高島平駅 (I 26) - 西高島平駅 (I 27)

脚注

関連項目

外部リンク