西馬込駅

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西馬込駅(にしまごめえき)は、東京都大田区西馬込二丁目にある、東京都交通局都営地下鉄浅草線である。駅番号A 01

都営地下鉄の駅では最南端で、東京の地下鉄全体で最南端に位置する駅である。当駅の南側に、浅草線の車両基地である馬込車両検修場がある。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。2009年度に行われた改装工事で、ホーム側壁と西口改札内コンコース白色タイル張りとなった。

駅長事務室は西口にある。かつては五反田駅務管理所西馬込駅務区として西馬込 - 戸越間の各駅を管理していたが、五反田駅務区に統合された。

改札・出入口

ホームは地下3階にあるが、ホームから改札口へ向かうには一度階段で地下4階へと下りなければならない。但し、東口改札についてはホーム同階に位置しているため、1番線ホームからであれば階段を下りずに改札口へ向かうことが可能である。

出入口および改札口は西口(旧馬込車両工場方面)・南口(馬込車両検修場・池上本門寺・池上梅園方面)・東口(大田区立郷土博物館方面)の3ヶ所であり、改札は西口と南口がビルの地上1階、東口が地下3階にある。西口にはだれでもトイレ(身体障害者用)を含む男女別のトイレと上りエスカレーターがある。南口には定期券発売機があり、上りエスカレーターが階段の途中の一部分に設置されている(現在、西口 - ホーム間の通路は改装工事中であり、完了後にエレベーターも設置される予定である。)。東口には出入口と改札階を結ぶエレベーターが設置されている。

相対式ホームの終着駅だが、どちらのホームも押上方面となっているため、次の列車の発車番線は通路の途中にある発車標で確認する必要がある。

ホームの南側(川崎方面)には引き上げ線と馬込車両検修場への引き込み線が設置されている。なお、2004年6月までは当駅北側に馬込車両工場があった。工場への出入りは2番線ホームの西側に壁で隔たれたところにある駅北側より地上へ露出する連絡線(工場線)を使用して行っていたが、同工場の廃止と馬込車両検修場への機能移転によって連絡線は廃止されるとともにトンネルも解体され、地上口近くの地下トンネルはほぼすべてが埋没し、トンネル跡地の一部に2番線ホームと改札内コンコースを結ぶエスカレーターとエレベーターが設置された。このトンネルは駅構内の非常設備案内図などで確認できる。なお、馬込車両工場の跡地には、立正大学付属立正中学校・高等学校馬込キャンパスが2013年4月に開校した。

のりば

番線 路線 行先
1・2 A 都営浅草線 押上京成線北総線泉岳寺のりかえ)京急線方面

利用状況

2012年度の1日平均乗降人員39,763人(乗車人員 20,174人、降車人員 19,589人)である[1]

各年度の1日平均乗降・乗車人員数は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[2]
年度 1日平均
乗降人員[3]
1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 14,258 [4]
1991年(平成03年) 14,784 [5]
1992年(平成04年) 14,964 [6]
1993年(平成05年) 15,055 [7]
1994年(平成06年) 15,304 [8]
1995年(平成07年) 15,145 [9]
1996年(平成08年) 15,504 [10]
1997年(平成09年) 15,589 [11]
1998年(平成10年) 15,816 [12]
1999年(平成11年) 15,880 [13]
2000年(平成12年) 16,227 [14]
2001年(平成13年) 16,488 [15]
2002年(平成14年) 16,819 [16]
2003年(平成15年) 17,109 [17]
2004年(平成16年) 17,203 [18]
2005年(平成17年) 17,397 [19]
2006年(平成18年) 35,630 18,215 [20]
2007年(平成19年) 37,072 18,913 [21]
2008年(平成20年) 38,208 19,449 [22]
2009年(平成21年) 38,233 19,422 [23]
2010年(平成22年) 38,390 19,492 [24]
2011年(平成23年) 38,590 19,606 [25]
2012年(平成24年) 39,763 20,174 [26]

駅周辺

バス

第二京浜上に「西馬込駅前」停留所があり、東急バスが運行を担当する以下の路線が乗り入れる。

隣の駅

東京都交通局
A 都営浅草線
西馬込駅 (A 01) - 馬込駅 (A 02)

脚注

関連項目

外部リンク