河野崋山

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河野 崋山(こうの かざん)とは、在日中国人である。陸援隊所属のバス運転手で、関越バス事故の加害者としても有名である。

来歴[編集]

1993年(平成5年)に来日した中国残留孤児の子弟で、翌年に日本国籍を取得したが、日本語が不自由であり、簡単な会話しか理解できないため、逮捕後も通訳を必要としたほどだった。

大型二種免許は、2009年(平成21年)7月に取得、バス運転手としての経歴は約2年であった。陸援隊には人手不足の時に単発で短期雇用され、主に中国人を相手にした短距離便の乗務がメインで、金沢便の乗務は初めてであった。

4月28日8時に、石川県白山市のホテルにチェックイン。16時半頃にホテルをチェックアウトし、22時10分に金沢駅を出発した。出発後、頻繁に急ブレーキをかけたり、カーナビゲーションの画面をよく見ていた。また、事故直前の休憩中、ハンドルにうつぶせで休んでいたという乗客の証言もある。関越自動車道経由の運行ルートについては、「走りやすいから関越道を通った」としている。

ハーヴェストホールディングスの運行指示書には上信越自動車道を通るルート(上越ジャンクション経由)が記載されていたが、約35キロ遠回りの関越自動車道のルート(長岡ジャンクション経由)を通行したことが分かっている。

群馬県警察本部は、入院中の運転手の負傷回復を待ち、運転手に対して自動車運転過失致死傷容疑で5月1日に逮捕し、22日に起訴された。

また、河野は、自身の所有するバス4台の営業用ナンバープレートを陸援隊名義で取得し、独自の屋号で無許可営業し、中国人観光客向けバスツアーを主催してバスを運行していたことが発覚した。このため河野は道路運送法違反(無許可営業、いわゆる「白バス」)で5月28日に再逮捕され、7月18日付けで国土交通省関東運輸局から道路運送法第81条第1項による自家用自動車の使用禁止処分が下された。

前述の通り、在日中国人ということもあり、「中国に帰れ!日本に二度と来るな!」などと、批判を浴びた。

現在、黒羽刑務所の一般生産工場で受刑中。所内では、同じ在日中国人と仲良く日々を過ごしているが、日本人と口論になる事も多々ある。

関連項目[編集]