大阪城公園駅

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大阪城公園駅(おおさかじょうこうえんえき)は、大阪府大阪市中央区大阪城にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪環状線である。第4回近畿の駅百選に選定されている。駅番号はJR-O07。駅シンボルフラワーは「瓢箪」である。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。ホームは8両編成に対応している。

分岐器絶対信号機がないため、停留所に分類される。京橋から森ノ宮間は大阪砲兵工廠を縦断する形で開通しており、高架のまま線路を通せば軍事機密が漏洩する危険性があったため、大阪環状線は当駅付近のみ地平にせざるを得なかった(かつての城東線時代に同駅付近にあった猫間信号場も地平であった)との話があるが、これには異論もある(後述)[注 1]

長らくのりば番号が存在していなかったが、2006年秋頃にのりば番号が付与された。

京橋駅が管理している直営駅アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCAを利用することができる(相互利用対象ICカードはICOCAの項を参照)。

改札口の上には、小説家の司馬遼太郎が開業を祝って書いた詩を写した陶板がある[2]

現在、「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、駅全体の改装工事が行われている。当駅は、大阪城に近いことから、城をイメージした内装になる予定である。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 大阪環状線 内回り 京橋大阪方面
2 外回り 鶴橋天王寺方面

発車メロディ

「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2015年3月22日から大坂の陣に因んだオリジナル曲「法螺貝」が発車メロディとして使用されている[3]

利用状況

2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員12,999人である。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

駅周辺

  • 読売テレビ本社 - 2016年5月31日に閉館したシアターBRAVA!の跡地に建設。2019年1月に竣工、同年9月1日午前6時にここからの放送を開始。

以下は当駅外回りホームの奥にある。

備考

  • 1932年昭和7年)に桃谷駅 - 猫間信号場間が高架化されているが、大阪砲兵工廠(現在の大阪城公園東部、大阪ビジネスパーク、吹田総合車両所森ノ宮支所など)の付近には線路を横断する道路はなく、工廠へ入る側線(廠内鉄道)との兼ね合いもあって高架化されなかった、と言われている。なお、高架化されなかった理由については他に防諜説があるが、高架化に合わせて工廠の南端に開業した森ノ宮駅が開業当初から高架駅であることや、1942年(昭和17年)9月に防諜の観点から大坂城内への一般の立入が禁止されるまで、大坂城天守から廠内が丸見えであったことを考えると、やや無理が生じる。
  • 大阪城ホールのJRにおける最寄駅であるため、コンサート終了後は激しく混雑することがある。
    • 当駅にはその旨を示す掲示板が常備されており、コンサート開催日には歌手名や入場者数、混雑が予想される時間帯を記入して使用する。なお、同様の掲示板は大正駅京セラドーム大阪のJRにおける最寄駅)にも設置されている。
    • また、コンサート終了後は当駅の混雑を避けるため、京橋駅や森ノ宮駅まで歩く乗客も散見される。なお、大阪城ホール側では、京橋駅や森ノ宮駅からのアクセスも案内している。
  • 朝ラッシュ時には、当駅を始発とする外回り列車が設定されている。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
大阪環状線
大和路快速・区間快速・関空快速・紀州路快速・快速・直通快速・普通
森ノ宮駅 (JR-O06) - 大阪城公園駅 (JR-O07) - 京橋駅 (JR-O08)

脚注

記事本文

注釈

  1. 天王寺駅上町台地の掘割部分にホームがあるため、厳密には地平駅ではない。

出典

利用状況

大阪府統計年鑑

関連項目

外部リンク