「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(ゲスト)
(主題歌)
218行目: 218行目:
  
 
== 主題歌 ==
 
== 主題歌 ==
本作にはオープニングが存在しない。
+
* オープニングテーマ:『偶然の確率』
* エンディングテーマ:『[[ONE (Crystal Kay)|ONE]]』
+
** 作詞:千紗・Kenn Kato 作曲:鈴木大輔 編曲:石塚知生・GIRL NEXT DOOR 歌:GIRL NEXT DOOR(avex trax)
** 作詞:[[崎谷健太郎]] / 作曲:[[田口俊]] / 編曲:[[Shingo.S]] / 歌:[[Crystal Kay|クリスタル・ケイ]]([[エピックレコードジャパン]])
+
* エンディングテーマ:『TIME』
* ぬりえコンテストテーマ:『このゆびとまれ』
+
** 作詞:稲葉浩志 / 作曲:松本孝弘 / 編曲:松本孝弘・明石昌夫 / 歌:B'z(VERMILLION RECORDS(Being))
** 作詞:[[吉川兆二]] / 作曲&編曲:[[三留一純]] / 歌:あきよしふみえ&[[ポケモンキッズ|ポケモンKIDS2008]]([[ピカチュウレコード]])
+
  
 
== コミック版 ==
 
== コミック版 ==

2009年5月21日 (木) 14:18時点における版

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』(げきじょうばんポケットモンスター ダイヤモンドアンドパール ギラティナとそらのはなたば シェイミ)は、2008年7月19日より東宝系で公開されたテレビアニメポケットモンスター』の劇場版第11作目の作品である。

概要

当初発表されたタイトルは『ギラティナと氷空の花束』であったが、後に本作で初公表となるシェイミが加わり『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』が正式タイトルとなった。また、劇中でタイトルの「ダイヤモンド&パール」の部分に「プラチナ」が加わり、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール・プラチナ ギラティナと氷空の花束 シェイミ』となるが、このタイトルは公式サイトや広告などでは出てこない。

今作の大きな特徴として、前作と直接ストーリーがつながっている(後に、神々の戦い三部作の第二章という位置づけであることが明かされた)という点が挙げられる。これにより、ディアルガは(回想シーンも含めればパルキアも)2年連続で劇場版にゲストポケモンとして登場したことになる。

前作に引き続き、エンドクレジット後に流れる次回作の予告は、次回作に登場するポケモンが映し出されるものであった。内容はディアルガ、パルキア、ギラティナの3匹が対峙するというものである。

本作の舞台のイメージとなった場所は、ノルウェーベルゲンヨステダール氷河ソグネ・フィヨルドフロムなどである[1]

2008年度興行収入は、48億円で第6位(邦画では第4位)となっている[2]

前売り券・配布ポケモン

これまでの劇場版の前売り券と引き換えることのできるポケモンは、いずれも通常のプレイでは入手不可能なものであったが、今作では初めて通常のプレイでも入手が可能なポケモンであるレジギガスが配布された。レベルは配布ポケモンとしては異例の100。

また、前作同様に映画館ではワイヤレス通信を通じて特別なポケモンが配布され、今作ではシェイミが配布された。本編の開始前と終了後に「シェイミの受け取り方と注意」が上映され、ジョーイがナビゲートした。

ちなみにシェイミは『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』への配信であり、『ポケットモンスタープラチナ』は配信期間中に発売されるが配信を受けることはできない。

あらすじ

旅を続けるサトシ・万事屋銀ちゃん真撰組一行の前に、見たこともない小さなポケモンが現れる。それはかんしゃポケモンのシェイミであった。グラシデアの花畑に行く途中迷子になったようで、自分を花畑に連れて行くようサトシ達に頼む。しかし、突如シェイミが鏡の中に引き込まれ、同時にサトシとヒカリも引き込まれる。その先には、見たこともない不思議な世界が広がっていた。2人は、そこでこの世界を研究しているムゲンという科学者と出会う。

彼によれば、そこは反転世界と呼ばれる別の世界で、現実世界とちょうど裏表のように存在する世界なのだという。さらに、その2つの世界を自由に行き来できるポケモン・ギラティナが棲む世界であることを教えられる。

ムゲンの手助けもあり、何とか現実世界に戻ることができたサトシ達。しかし、そこへシェイミを狙って謎の青年・ゼロが襲いかかる。

登場人物・キャスト

レギュラー

詳細は個別記事かポケットモンスター (アニメ)の登場人物を参照。

ゲスト

ムゲン・グレイスランド
5年前に反転世界に来て以来、そこで研究を続けている。自称「天才」。パートナーはタテトプス。背負っているリュックの中には、様々な機械が入っている。
ギラティナの持つ力をコピーし、反転世界を自由に行き来するための計画を練っていたが、それがギラティナを殺すことになると知り、その計画を中止した。
ゼロ
ギラティナを狙う青年。ギラティナをモチーフにした服装が特徴。移動手段としてハイテク母艦・メガリバなどを持つ。コイルレアコイルジバコイルを使う。
反転世界が現実世界により汚されることを憎んでいる。かつてはムゲンの助手であったが、彼がギラティナの力を利用する発明を中断したことに怒り、自らその発明を完成させる。
インフィ
ゼロに使えるメイド型人工知能。複数(コミック版では1体のみ)存在する。
レイラ
ムースの妻。100歳を迎えたひいおばあさんのお祝いに向かう途中、乗った列車でサトシ達と出会う。
ムース
レイラの夫。昔、シェイミによる「花運び」を見たことがある。

下記の5人はコミック版未登場。

オギン
  • 声優:佐藤智恵
列車の乗客。親切なおばさんで、グラシデアの花畑への行き方などをサトシ達に教えてくれる。

ゲストポケモン

シェイミ
グラシデアの花畑を目指す途中、ギラティナディアルガの戦いに巻き込まれ、最終的にサトシ達のもとにたどり着く。
性格は少々ワガママかつ生意気で、頻繁に「自分に感謝しろ」という趣旨の発言をするため、サトシの感情を煽ることが多い。昼の間だけ、グラシデアの花の花粉がかかることにより、空を飛べる「スカイフォルム」にフォルムチェンジすることができる。また、反転世界でシードフレアを使うことにより、「フレアホール」という反転世界と現実世界を行き来できる穴を作り出すことも可能。喋り方は、ランドフォルム(通常の姿)の時は「~でしゅ」という幼いものであるが、スカイフォルム時は強気で逞しくなり語尾も「~です」となる。
スクリーンから来るシェイミは、劇中のシェイミと同じ技を覚えている。
ギラティナ
反転世界に棲むポケモン。面(水面やガラスなども含む)を通じて反転世界と現実世界を自由に行き来し、現実世界のものを反転世界に引き込むこともできる。また、現れた2つの世界の重力の影響で姿が変化し、反転世界では「オリジンフォルム」、現実世界では「アナザーフォルム」という姿になる。
アラモスタウンでのディアルガとパルキアの戦いの影響で、反転世界に瘴気を含む黒い雲が大量に現れたことに怒り、ディアルガを反転世界に引きずりこんで攻撃を加える。しかし、逆にディアルガに反撃されて反転世界から出られなくなり、「フレアホール」を起こさせるためシェイミを反転世界に引き込もうとする。
ディアルガ
シンオウ地方の神話において、時の神と信じられているポケモン。前作から引き続き登場。ギラティナにより反転世界に引きずりこまれるが、逆にギラティナを反転世界に閉じ込める。
レジギガス
終盤に登場。マンムーたちと共に現れる。普段は氷河の奥に隠された祠で眠りについている。
ジバコイル
ゼロのポケモン。多数のコイルレアコイルたちを引き連れて行動する。
ラッキー
ポケモンセンターのラッキー。

スタッフ

  • 原案:田尻智増田順一杉森建
  • スーパーバイザー:石原恒和
  • アニメーション監修:小田部羊一
  • エグゼクティブプロデューサー:久保雅一、伊藤憲二郎
  • プロデューサー:吉川兆二、深沢幹彦、岡本順哉、盛武源
  • アニメーションプロデューサー:奥野敏聡、神田修吉
  • アソシエイトプロデューサー:川原章三、山内克仁、野本岳志、山下善久、弓矢政法、紀伊高明
  • アシスタントプロデューサー:島村優子、山本愼仁、下平聡士、村椿拓郎、叶田睦子、松山進
  • デスク:高梨志帆、萩田奈緒、橋本真理
  • 脚本:園田英樹
  • 絵コンテ:湯山邦彦
  • 絵コンテ協力:浅田裕二、宮沢幸司、志村錠児、木村哲、飯島正勝
  • 演出:飯島正勝、浅田裕二、宮沢幸司、外山草、かまくらゆみ、高橋ナオヒト
  • キャラクターデザイン:毛利和昭一石小百合松原徳弘山田俊也佐藤和巳
  • デザインワークス:石本剛啓、田中俊成、枝松聖
  • 総作画監督:毛利和昭、佐藤和巳
  • 作画監督:松原徳弘、一石小百合、相澤昌弘、井ノ上ユウ子、堺美和、沢田正人、高橋英吉、志村隆行、田口広一、東海林康和、新岡浩美、をがわいちろを
  • 動画チェック:榎本冨士香、室岡辰一、齋藤友希、大野美葉
  • 色彩設計:佐藤真由美、吉野記通
  • 色指定:大関たつ枝、佐藤直、大槻浩司、長尾朱美
  • 検査:塚田真由美、金田昌子、奥井恵美子、伊藤敦子、中尾総子
  • 特殊効果:太田憲之
  • デジタルコーディネート:大竹研次
  • 美術監督:秋葉みのる
  • 美術補佐:片岡一巳
  • CGワーク:高尾克己
  • 撮影監督:水谷貴哉
  • 2Dコンポジットディレクター:池田新助
  • CGI監督:佐藤誠
  • CGIプロデューサー:坂美佐子
  • 編集:辺見俊夫
  • 編集助手:ジェイ・フィルム(野川仁、小守真由美)
  • 現像:イマジカ
  • 音楽:宮崎慎二
  • 音楽プロデューサー:篠原一雄、齋藤裕二
  • 一部原曲・作曲:一之瀬剛、佐藤仁美、青木森一
  • 音響監督:三間雅文
  • 音響プロデューサー:南沢道義、西名武
  • 制作担当:小板橋司
  • 制作デスク:大杉善信
  • 制作デスク協力:加藤浩幸
  • 設定制作:藤井康晶
  • 制作進行:内田晴香、高嶋久嗣、村田貫一、澤田剛、藤井芳光、吉岡大輔、大山裕一、冨安大貴、北原健太郎
  • スペシャルサンクス:ロバート
  • 制作:ShoPro
  • アニメーション制作:OLM
  • 監督:湯山邦彦
  • 製作:亀井修、陣内弘之、富山幹太郎、芳原世幸、橋荘一郎、久保田譲、八木正男、ピカチュウプロジェクト

主題歌

  • オープニングテーマ:『偶然の確率』
    • 作詞:千紗・Kenn Kato 作曲:鈴木大輔 編曲:石塚知生・GIRL NEXT DOOR 歌:GIRL NEXT DOOR(avex trax)
  • エンディングテーマ:『TIME』
    • 作詞:稲葉浩志 / 作曲:松本孝弘 / 編曲:松本孝弘・明石昌夫 / 歌:B'z(VERMILLION RECORDS(Being))

コミック版

月刊コロコロコミックで、ひじおか誠によるコミック版が2008年5月号~7月号にかけて掲載された。単行本も発売されている。

関連項目

脚注

  1. 公式ホームページ「舞台裏ロケハンレポート」(当該ページは既に削除され、別のページとなっている)
  2. バラエティ・ジャパン | 2008年作品別興行収入ベスト15

外部リンク